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紫色のクオリアに関するitaliajinのブックマーク (14)

  • 紫色のクオリア – MOMENTS

    自分以外の人間がロボットに見えるという少女・毬井ゆかり。そんなゆかりを親友に持つ波濤学は、普通とは少し違う彼女の周囲で起こり始める奇妙な出来事に巻き込まれていく。世間を騒がす連続殺人犯、そしてやって来る天才的な転校生。日常とはかけ離れた存在が、まっすぐに目指すのは、毬井ゆかりだった。 いやぁ、評判通りに面白いお話でしたね。割と既視感を覚える設定だったりするのは過去にプレーしたなにがしかのゲームのイメージがオーバーラップしているのかも? 3つの短編で構成される作品。それぞれに趣きが異なる雰囲気で、『毬井についてのエトセトラ』では、世界が違って見える毬井ゆかりという少女と、彼女の一番近くにいたガクちゃんことマナブの日常と、事件の始まりを。『1/1,000,000,000のキス』では、そんな日常、あるいは学園異能とも呼び変えても良いような枠に留まっていた物語が、その枠を大きく飛び越えて宇宙の彼方

    紫色のクオリア – MOMENTS
  • 紫色のクオリア - ブログというか倉庫

    紫色のクオリア (電撃文庫) アスキーメディアワークス 2009-07-10 売り上げランキング : 5601 おすすめ平均 主人公は家庭教師リボーンのボスでした(;'Д`)ハアハア 世界は「自分」でできている 只の小説ではないのは確か Amazonで詳しく見る by G-Tools ストーリー 毬井ゆかりという一人の少女がいた。小柄で可愛らしく、人に愛される容貌を持っただけの一見とりたてて変わったところのない少女であった彼女には、一つの大きな秘密があった。 彼女には、全ての人間がロボットに見えるのだという——。 それを第三者から確かめる術はない。彼女が嘘をついていると言うことも出来る。しかし、それが「嘘」というには毬井ゆかりの行動はあまりにもミステリアスで、そして理解を超えた「何か」があった。 そして物語は始まる。ゆかりの友達である波濤マナブの視点から綴られる、少し不思議な物語。 評判が

    紫色のクオリア - ブログというか倉庫
  • 紫色のクオリア : 徒然雑記

    【紫色のクオリア】 うえお久光/綱島志朗 電撃文庫 Amazon bk1 ……言葉を失うという感慨を久々に味わわされた。 これはすごい。当にすごい。 物の傑作。紛う事なき傑作。完全に抜きん出た、卓抜した凄まじい傑作。 すごいものを読んだ。まったく、凄いものを読んでしまった。 これほど際立ったSF作品にも関わらず、同時にライトノベルとして一つもぶれていないのだから、もはや呆気にとられるしかない。 まいったな、これは。体の芯から揺さぶられたまま、未だにうまくこの作品を咀嚼し切れていない。 正直、これをネタバレなしに語るなど難易度が高すぎるんだが、いやネタバレをしたからといって小揺るぎもしないんじゃないのかとも思うんだが、だからと言ってどんな小さな瑕疵すらも付けることに怖れ慄いてしまうこの感覚を無視できようはずもない。 しかし【少女とロボット】というテーマから第一話「毬井についてのエトセトラ

    紫色のクオリア : 徒然雑記
  • サービス終了のお知らせ

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  • 紫色のクオリア / うえお久光 - FULL MOON PRAYER

    紫色のクオリア (電撃文庫) 作者: うえお久光,綱島志朗出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/07/10メディア: 文庫購入: 101人 クリック: 2,229回この商品を含むブログ (312件) を見る『人間』が『ロボット』に見える少女毬井ゆかりと、その友人であるマナブの物語。 2話の短編+αの構成となっている作品で、1話目に当たる「毬井についてのエトセトラ」は友人であるマナブの視点から、人間がロボットに見えるという少女ゆかりについての話を重ねていく感じ。エキセントリックなゆかりとマナブの関係は微笑ましいのですが、後半まで行って、これはただそんな単純な話じゃないのだと痛感。 昔からの友人だったはずで、今はゆかりに憎しみすら向ける七美が語った、ゆかりについてのこと。事象が『認識』することで規定されるのならば、『人間』が『ロボット』に見えるというゆかりの世界は、普

    紫色のクオリア / うえお久光 - FULL MOON PRAYER
  • 紫色のクオリア [★★]|絵空事の最果て

    うえお久光のは実は初めてだったりします。 私がこのを手に取ったのは、ついったー上で誰もが「これはすごい」とポストしていたからであり、一ラノベ読みである私もこれはスルーするわけにはいかんなあと思って買って読みましたのよ。 うん、確かにあらゆる意味でこれはすごかった。久々に文字で圧倒されました……。 紫色のクオリア (電撃文庫) 自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。 クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている……ような? イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。「電撃文庫MAGAZINE増刊」で好評を博したコラボレーション小説が、書き下ろしを加え待望の文庫化! 巻末には描き下ろし四コマのほか、設定資料も収録!! 彼女の瞳に映る世界は――。 前述しましたが、うえ

  • 2009-07-16

    紫色のクオリア (電撃文庫) 作者: うえお久光,綱島志朗出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/07/10メディア: 文庫購入: 101人 クリック: 2,229回この商品を含むブログ (306件) を見るなんか、けっこう評判が良かったので読んでみました。 女の子の紫の瞳が印象的な表紙。 その、不思議な瞳に吸いこまれるように物語は始まっていきます。 「人間がロボットに見える」 という、ほんの小石のような設定が、 水面に波紋を広げていくかのように、 ストーリーは大きく飛躍していきます。 って、あれ? こ、これ以上はなんて語りにくい! ネタばれになるよ! とにかく、とても素敵な小説なので、おすすめです。 ヤングガン・カルナバル・スペシャル―ファイトバック・ホンコン (トクマ・ノベルズEdge) 作者: 深見真,蕗野冬出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2009/06

    2009-07-16
  • 紫色のクオリア - 読丸電視行

    返信しない心のクオリア著:うえお久光 画:綱島志朗 電撃文庫*1毬井ゆかりの紫色の目には、誰も彼もがロボットに見える。《汎用性の高いスーパー系》のあたしは、彼女の特殊能力を狙う魔の手に――思考実験ガジェット盛沢山の少し不思議ストーリー。 事故のせいで人とロボットが逆に見えるようになり、《人に見えるロボット》に恋をしてしまう『火の鳥 復活編』(手塚治虫) *2を思わせる設定の作ですが、見た目がロボットじゃ嫌の『火の鳥〜』と、見た目がロボットでも別にいいじゃないの作の間に、三十数年の年月の流れを感じます。 私もそうなんですが、プログラマーには、「自分は生体コンピュータ、夢は脳のガーベージコレクション」っていう感じを持っている人は結構いると思うんです。そういう感覚からすると、哲学的ゾンビの問題って、何だかちょっとナンセンス。題名の「クオリア」という言葉で茂木健一郎が頭に浮かんでしまい*3、何

  • 紫色のクオリア/うえお久光: ラノベ365日

    自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている…ような?イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。 その瞳が魅せる、無限の可能性 人間がロボットに見えてしまう不思議な瞳を持った少女と、彼女を支える友人たちによる日常系SF。 あらすじから、てっきりスパロボ系かと思いきや、量子論やタイムリープとかの方のSFでビックリ。 生まれつき人間がロボットに見えてしまう紫色の瞳を持ったせいで、趣味がプラモ作りだったり、ドリルがロマンだったりする毬井ゆかりのそんな奇矯っぷりが、すっごい可愛い! 他人の人格や隠れた才能まで外見のフォルムから読み取ってしまう彼女をして、『最強の汎用機』と言わしめる親友・波濤マナブ(♀)の視点から、ゆかりの日常が描かれる

  • 紫色のクオリア - never cry

  • 随想 : 紫色のクオリア

    他の人が全てロボットに見えるという少女と、その友人が巻き込まれた事件についてのお話。 二話構成で一話目が他人がロボットに見える少女・毬井ゆかりについてのお話。ゆかりの友人である学からの視点で、ゆかりについて語るという形式。冒頭から中盤辺りまでは、他人と違った見え方をするだけの(それ故に起こるすれ違いや、趣味嗜好の偏りなどはあったとしても)少女にすぎないように思えるのですが、終盤になって、彼女と他人の「見える世界が異なる」ということの意味が明かされるに至って衝撃を受けます。特に、連続殺人犯の迎えた結末にはぞっとするはず。 ゆかりを目の敵にする、かつての親友である七美という少女がいるのですが、彼女が何故にあんなに頑なになっているのかの理由が解ります。正直なところ、むしろ学の方が異常だと思います。 そしてその学を中心として、さらにとんでもないところに飛躍していくのが二話目。 ゆかりの特殊な認識に

  • booklines.net - [うえお久光] 紫色のクオリア

    毬井ゆかりは、ニンゲンがロボットに見える。 それは、どうしても変えることの出来ない彼女の絶対条件。 そしてあたしは、それでも彼女の友だち。 ちょっと天然だけど可愛く、クラスのマスコット的な存在である毬井ゆかりは、実は、自分以外の人間がロボットに見えるという秘密があり……ゆかりを巡った不思議な出来事に、友人である波濤マナブが挑んでいくお話です。 これはぶっ飛んだ。 はじめは淡々とゆかりについて描かれていって、その可愛さや、プラモデルを作るという特技、好きな人の話などを、ゆかり共に過ごす日常を通じて描いていくんですが、そんな微笑ましいやりとりが、「ロボットに見える」ことの意味が見えてきてから、一気に変わっていくんです。 殺人鬼が出てきたことがきっかけでしたが、ああ、それで彼女を好きだけど近づけないという友人が出てきたのかと思った次第。 それでも、この時点ではまだ普通の話といっても良かったで

  • 『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々

    『紫色のクオリア』(うえお久光/電撃文庫)読了。 <注:ネタバレをしないように、かつこの作品のすごさを語ろうとしたところ、スペックが足らず、ショートしてしまった。完全にだれかに読ませることを放棄したどうしようもない記事。歴代何位クラスにひどい。途中で自分が何を言っているわからなくなってる> うえお久光はとっくにライトノベル作家の領域を逸脱していると思っていたが、これまたすごいのを書いてきたよ!ライトノベルの境界を越えるSF小説のレベルに到達している感じ。いやーすごいやー。 最初の短編は、いかにも綱島六郎コラボっぽい(モデラーヒロインとかね)感じだったのだが、それがどんどん話が転調し、さらに転調し、さらに転調していき、最初のスタート地点からは想像もつかない地平にたどり着く展開がすごすぎる。ここまでの発想の飛躍が出来る作者の頭の中は一体どうなっているんだ? 何がどうすごいのか。言葉にするのはな

    『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々
  • 紫色のクオリア

    女子中学生の女子高生・波濤マナブは自分以外の人間がすべて『ロボット』に見えるという毬井ゆかりと出会い、その秘密を知ることに。彼女の瞳が持つ不思議な能力を知りながらもそれを受け入れ、親友としてかけがえのない時間を過ごしていたが、ゆかりの周りで奇妙な出来事が起こり始めて…!? 「悪魔のミカタ」のうえお久光と「JINKI」の綱島志朗が贈る、コラボレーション小説。生きている物がすべてロボットに見えてしまうという力を持つ少女と、彼女を巡る事件を描く異能系SFモノです。 久しぶりに完全な絵師買いだったのでどうなることやら不安だったのですが、めちゃくちゃ、面白かった!前半のちょっとゆる?い空気のSFっぷりも素敵ですが、後半以降のダークでハードな展開も凄いツボ。巻末オマケ4コマはニヤニヤ連続だし…いやあ、当に最初から最後まで全力で楽しめた!オマケ4コマの七美の可愛さは異常と言いたい。 序章の「毬井に関す

    紫色のクオリア
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