前橋市の美術館「アーツ前橋」と、市出身で東京芸大名誉教授の池田政治さんが制作した高さ二メートルの巨大絵本「やまどりのゆめ」が、前橋こども図書館に寄贈される。絵本に文章はなく、読み手が自由に物語を思い描く。こども図書館は、読み聞かせイベントに生かす方針だ。 絵本の基になったのは、池田さんが県内の児童二十人と二〇〇二~〇六年度に制作した五枚の壁画。「県鳥」のヤマドリが深夜や明け方、午前、午後、夕方の五つの時間帯に飛ぶ様子を描いた。現在は県生涯学習センターに常設されている。
オランダ生まれの人気キャラクター「ミッフィー(うさこちゃん)」の企画展「美術館に行こう!」が10月12日から、唐津市近代図書館美術ホールで開かれる。ミッフィーが唐津市所蔵の美術品を紹介したり、作者ディック・ブルーナ(1927~)の作品や世界観を紹介する展覧会で、同図書館は「美術館を身近なものに感じてもらう企画にしたい」と話している。11月24日まで。 同展覧会は3部構成で、「見てみよう」では、十三代中里太郎右衛門の「叩き唐津」、近代日本美術の先駆者川村清雄の「御所車」など唐津市が所蔵する美術品15点を展示。絵本「うさこちゃん、美術館に行く」のストーリーに沿って、ミッフィーが“ナビゲーター”を務める。 「考えてみよう」は、ブルーナのこれまでの作品を通じ、彼の世界観を考察する内容で、会場には版画やポスター、文庫本のカバーなど約100点を飾る。「生誕68年」のミッフィーや、ブルーナの作風の変化も
Zerlegbare Modelle vom Pferd, Rind, Schaf, Schwein und Hund. Dr. M.A. Lampe Leipzig : Ernst Wiest Nachs, [ca.1890]. 武蔵野美術大学 美術館・図書館は、9月17日~12月7日に「しかけ絵本I 技法の歴史:開く、覗く、聴く、動く絵本」を開催する。 世界のしかけ絵本約80点を展示 同展は「しかけ絵本」をテーマに、単なる面白さやサプライズといった表層的な観点だけではなく、構造体としての造本技術や独特の色彩表現、時間と空間を感じさせる立体的なしかけとスケール感など、グラフィックデザインや視覚表現の側面を見ることができる展示となっている。また、建築的側面の芸術性や面白さも発見することができるとのこと。 今回は、約80点のしかけ絵本を2期に分けて展示する。前期は、メッケンドルファーやニスタ
福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)で7月25日より、夏休みイベント「おいでよ!絵本ミュージアム2012-未来へGO!-」が開催される。 6回目の開催となる今回のテーマは「サイエンス・コミュニケーション」。約1000冊の科学絵本を展示するほか、「だるまちゃんとてんぐちゃん」などの「だるまちゃん」シリーズを手掛ける絵本作家かこさとしさんの絵本を中心とした立体展示、恐竜の卵の化石を展示するコーナー「恐竜はかせになろう」、世界初の月刊科学絵本「かがくのとも」を創刊した福音館書店の創立60周年記念コーナーなどを展開する。 同館の彫刻ラウンジでは、ワークショップなども予定。 開催時間は10時~18時(入場は17時30分まで)。入場料は、一般=900円、高大生=600円、小中生=400円。8月21日まで。
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