市内で6月9日(日)から「相模原はやぶさウィーク」として、関連催事が続々と企画されている。小惑星探査機はやぶさ打ち上げから10周年を迎え、来年にははやぶさ2計画を控えていることから、その機運づくりがねらいだ。子どもから大人まで宇宙を身近に感じてもらいながら、はやぶさ2打ち上げを市を挙げて後押しする。 はやぶさウィークは、帰還を記念して制定されたはやぶさの日(13日(木))を挟む16日(日)までの8日間。ボーノ相模大野で開催される、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の教授陣10人によるリレー講演会を皮切りに、はやぶさグルメ・グッズの販売、市立博物館でのプラネタリウム、全天周映画など多くの催しが用意されている。 今回の企画の背景にあるのは、2014年に打ち上げが予定されている「はやぶさ2」の推進と機運づくりだ。はやぶさ2は2010年に地球への帰還を果たし、日本中を感動の渦に巻き込んだ「はやぶさ」
6月13日が何の日かご存知だろうか? なんとこの日は、「銀河連邦」が制定した「はやぶさの日」なのである。――って、ちょっと待て。「銀河連邦」? 壮大かつSF好きの興味を引くネーミングのこの組織、いったいどのような連邦なのか? 実を言うと、この「銀河連邦」とはJAXA相模原キャンパスを擁する相模原市(銀河連邦内での呼称はサガミハラ共和国)の呼び掛けにより、1987年に提携された友好都市関係のことだ。 この友好都市関係の成り立ちは、とある小説のヒットに由来する。 ’81年、井上ひさしの小説『吉里吉里人』(東北の寒村が突如日本から独立するというあらすじ)がヒットしたことを受けて、小説の舞台と同名の「吉里吉里」という地区を抱える岩手県大槌町が「吉里吉里国」として、’82年に建国宣言を行い観光客の誘致に成功。80年代には、他の自治体もこれに倣い、当地の特色を活かした「ミニ共和国」の建国を次々と宣言、
[2012.06.06更新] ――浜松ホトニクスが宇宙に取り組み始めたのはいつからですか? 田中 1967年に当時の東京大学の宇宙航空研究所の依頼により、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所で使用するロケット追尾用の「XYトラッカ」を開発しました。当時、NASA(米航空宇宙局)はロケットの追尾に連続写真を使っていたのですが、当社は高レートのテレビカメラで追尾するシステムを開発し、NASAを超えた技術と評価されました。 その後78年にはオーロラ観測衛星「きょっこう」の紫外撮像装置、85年ハレー彗星探査試験機「さきがけ」の紫外撮像装置を担当しました。これらは光電子増倍管(フォトマル)を使った装置でしたが、95年に打ち上げられた地球観測用技術衛星「みどり」のOCTS(海色海温走査放射計)から半導体イメージセンサを使った装置になりました。すべて当社が新規開発したものです。 ISS(国際宇宙ステーショ
2010年6月、オーストラリアの砂漠に落下した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」。世界に驚きと感動をもたらした帰還劇の舞台裏で、東みよし町足代にある機械メーカーの工場が開発・製造した機器が一役買っていたことが分かった。開発担当者らは「まさか、あの有名なはやぶさの役に立てたとは」と喜んでいる。 この機器を製造したのは、大阪府豊中市に本社のある富士インパルスの三好工場。同工場は1991年の開設以来、食品などが入った袋の取り出し口部分を熱と圧力で密封する「シーラー」を製造。このうち、2008年から市販された製品「ハンディシーラー」がはやぶさのカプセル回収に使われた。 落下したカプセルは、砂漠内にある拠点施設で厳重に梱包(こんぽう)され、日本に輸送された。梱包の際、外気との接触を避けるために窒素で満たされた特殊な袋に入れられており、製品はこの密封作業に使われた。 工場
小惑星探査機はやぶさのふるさと相模原市発の「はやぶさグルメ」がコンビニデビューを果たす。地元の居酒屋梵蔵(ぼんくら)で人気の「いとかわカレー」が22日からサークルKサンクス(本社・東京)で販売される。 宇宙航空研究開発機構相模原キャンパスがあるJR淵野辺駅前の商店街では、「はやぶさグルメ・グッズ」を売り出したまちおこしが盛んになっている。 その一つが「いとかわカレー」。2月に開かれた、はやぶさグルメの試食会を紹介した市のホームページが同社担当者の目に留まり、商品化が決まった。 店で出している通り、小惑星イトカワの形に盛りつけられたご飯の上に、はやぶさをイメージしたから揚げが「着陸」している。スパイシーさが特徴のルーは、辛さを抑えめに微調整した。 「アイデアが受け入れられ、うれしい。市と商店街、店の認知度が上がり、相模原は面白いことをやっている町だと広く知ってもらえれば」と梵蔵店主の
相模原市の加山俊夫市長は22日の定例会見で、計画延期の可能性が指摘されている小惑星探査機「はやぶさ」の後継機開発について、「前回のプロジェクトには多くの市内企業が参加した。やってもらわないと困る」と懸念を示した。 はやぶさの組み立てに関わった「NEC東芝スペースシステム」(中央区)、従業員14人ではやぶさカプセルの開封作業に参加した「コバヤシ精密工業」(南区)など、市内には多くの宇宙関連企業が集積。組み立てや運用も市内の宇宙航空研究開発機構の施設で行われ、市は「はやぶさの故郷」とPRしている。 加山市長は「宇宙開発で培われた技術は多方面の企業活動に生かされ、ものづくりへの効果が大きい。継続して行うことが大事だ」として計画の意義を訴えた。 前回より有機物の多い小惑星からの試料回収を目指す後継機「はやぶさ2」は2014~15年の打ち上げを目指すが、東日本大震災の復興経費捻出などから、関連
JAXA相模原キャンパスが位置する淵野辺駅の駅前商店街「にこにこ星ふちのべ」の各店が12月中旬より、「はやぶさ」関連のグルメやグッズを販売している。 ウナギをソーラーパネルに見立てた「はやぶさ重」 同キャンパスは映画「はやぶさ/HAYABUSA」の公開以降、見学者が増加。来年はさらに2本の映画が公開されるため、一層の増加が予想されている。 「はやぶさの帰還を支えたJAXA相模原キャンパスと同じ地にある商店街として、はやぶさの感動をより多くの人と共有したい。遠方から来た人を商店街としておもてなししたい。一緒に楽しみたい」という思いから、「はやぶさ」にちなんだグルメやグッズを開発した。 開発した商品はグルメ10品とグッズ2品で今後、増えていくという。「はやぶさ重」(1,500円)は注文を受けてからさばくウナギをソーラーパネルに見立て、ジョイント部にはウナギのヒレ、だし巻き卵の本体の上にホタテ煮
地球から3億キロ。太陽系の小惑星イトカワに「Sagamihara」(相模原)という地名がある。 イトカワに着陸し、微粒子を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」が作られたのは相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス。これにちなみ、はやぶさスタッフの吉川真准教授(49)らが命名した。「岩だらけのイトカワの表面に1ヘクタールほど平らな部分がある。なだらかな大地の相模原のイメージだった」。最寄り駅名の「Fuchinobe」(淵野辺)もある。 はやぶさの7年がかりの快挙は2010年6月、世界中に報道された。その2カ月前に政令指定市になった相模原市は「はやぶさの故郷」として、一気に全国に知られるようになった。 JAXAがある一帯はかつて米軍基地「キャンプ淵野辺」だった。通信受信施設が置かれ、雑木林に無数のアンテナが立ち並んだ。返還運動が実り、基地約66ヘクタールは1974年
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トップ > 富山 > 7月15日の記事一覧 > 記事 【富山】 井波彫刻師 復興願い2作品共演 2011年7月15日 「ハヤブサ」の置物を仕上げる越田さん=砺波市平和町で ハヤブサと探査機の置物 砺波市平和町の井波彫刻師越田冰春(すいしゅん)さん(52)が、東日本大震災の被災地の復興を願い、ハヤブサと小惑星探査機「はやぶさ」の置物を制作した。十五日から二十四日まで、南砺市北川のいなみ木彫りの里創遊館で展示する。 県内の会社社長から「被災者を元気づけられる作品を」との注文を受け、宇宙から戻ってきた「はやぶさ」に被災地の復興をイメージしたという。一緒に羽ばたくハヤブサも添え、台座に「復活ハヤブサ ガンバレ東日本」と書いた。 作品は、高さ百十五センチ。約一カ月がかりでチェーンソーアートで制作し、ノミで井波彫刻の特徴も加えて仕上げた。 越田さんは「小惑星探査機はやぶさは、日本の先端技術が集まってい
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