小沢氏は午前8時30分ごろ自宅を出て、東京・元赤坂の個人事務所にいったん入った後、東京・赤坂の別の個人事務所へ移動。民主党の西岡武夫参院議院運営委員長と会った後、正午過ぎに帰宅。午後3時20分ごろ再び自宅を出て、元赤坂の個人事務所に深夜までこもった。西岡氏によると、「元気だった」という。 民主党は平田健二参院幹事長が5日の参院予算委員会の質問の冒頭で「小沢氏は国民に対する説明責任を果たした。小沢氏を先頭に政権交代へ不退転の決意でまい進する」と述べた。参院執行部を代表して決意を表明したのだという。 ただ、長島昭久衆院議員(当選2回、比例東京)は5日、自らの後援会の会合で、「やましいことは一切ないということだから、信じていきたい。ただ、これから、小沢氏が『全く身に覚えがない』と言うことがひっくり返るような事実があれば、別の判断にならざるを得ない」と述べ、今後の進展次第では進退を問う可能性がある