Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は6月13日、小惑星探査機「ドーン(DAWN)」によって撮影された小惑星「ベスタ」の自転の映像を公開した。 この映像は6月1日、「ベスタ」から約48万3000km離れた距離で、「ドーン」のフレーミングカメラによって撮影された20枚の画像を合成したもの。「ドーン」が30分ごとに画像を撮影し、映像から回転している「ベスタ」の様子がよくわかる。 「ベスタの画像はますますはっきりしてきており、フレーミングカメラが正常に稼働していることを示しています」 今回の画像について、マックスプランク研究所のアンドリアス・ナテュース博士(Andreas Nathues)はこのように述べた。 ドーンは現在、ベスタを目指して飛行しており、既に最終接近フェイズに入っている。7月16日にベスタを周回する軌道に投入される予定となっており、その後、約1年間にわた