大阪湾泉州沖に浮かぶ関西国際空港(関空)。12月3日、日本航空(JAL)系の格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは、同社初の国際線となる関空-香港線を2015年2月28日から就航すると発表した。関空にとって1994年の開港から今年は20周年という節目。開港当初から国内・国際線ともになかなか路線が定着せずに旅客数が伸び悩む時期が長く続いたが、LCCという武器を得た関空は今、かつてない活況にある。 外国人客は3年前の2.4倍! 法務省入国管理局によると、2014年10月に海外から関空に到着し、日本へ入国した外国人者数は30万2954人(速報値)と1年前から約10万人のプラス、1.5倍に拡大した。これだけでも驚きだが、実は3年前の2011年10月と比べれば約17万人増と2.4倍に激増している。 関空は就航当初、24時間運用が可能な国際空港として国内線と国際線を乗り継ぐ「ハブ空港」とし
TVアニメ「シドニアの騎士」で実際に使用された3Dモデルを販売する「シドニア堂」が価格を最大90%値下げし、すべて1万円以下で購入できるようになった。 11月に1年間の期間限定でオープンしたサイト。実際にアニメ内で使われたキャラクターや武器、小道具などのデータを購入できる。 「オープン前の予想をはるかに超えた反響」があったとして、全面値下げ。宇宙船「播種船シドニア」は9万9800円から9980円と10分の1になり、メインキャラクター「谷風長道」の全身モデルは2万4800円から5800円、谷風が搭乗するロボット「継衛」は6万9800円から7800円、小道具として登場した「おにぎり」は2980円から298円――など軒並み大幅な値下げとなっている(いずれも税込)。
ガイナックスは、1987年公開の劇場版アニメーション「王立宇宙軍~オネアミスの翼」の後の世界を描く「蒼きウル」の制作を開始した。2015年春に先行短編を公開。2018年には本編を世界同時公開する予定だ。 同社の創立30周年企画作品であり、山賀博之さんが前作同様に監督を務める。キャラクターデザインも貞本義行さんが引き続き担当する。 「技術的にも制作方式についても新機軸を打ち出して」いくとしており、製作委員会方式ではなく、シンガポールに「Uru in Blue LLP(有限責任事業組合)」を設置。同LLPを制作主体として、人材や資金を世界から集める計画だ。 山賀監督は、「『蒼きウル』はGAINAXにとっても特別な作品。技術的にも制作方式についても新機軸を打ち出していきます。世界中の新しい技術を使い、世界中の優れたクリエイターたちと一緒に制作していきたい」とコメントしている。 同作品は「王立宇宙
» グリーンピースがナスカの地上絵に残したメッセージにブチギレたのはペルー政府だけではなかった! 月刊ムー編集長「これはダメだ。そもそも認識が甘い」 特集 グリーンピースがナスカの地上絵に残したメッセージにブチギレたのはペルー政府だけではなかった! 月刊ムー編集長「これはダメだ。そもそも認識が甘い」 GO羽鳥 2014年12月11日 2014年12月8日、ペルーで「COP20(国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議)」が開催されている真っ直中、世界遺産「ナスカの地上絵」付近に環境保護団体グリーンピースが侵入し、環境保護を訴える “TIME FOR CHANGE(変化の時)” との巨大メッセージを残していった……。この活動に対し、世界中から非難が殺到! もちろん日本のネットユーザーも「世界遺産になんてことしやがる!」と激おこで、果てはペルー政府までもが「深刻な影響があった」とブチギレた。だ
米東部標準時2014年12月5日7時5分(日本時間2014年12月5日21時5分)、米フロリダ州のケイプ・カナヴェラル空軍ステーションから、デルタIVヘヴィ・ロケットに搭載されたオライオン宇宙船の無人試験機(EFT-1)が打ち上げられた。オライオンEFT-1は約4時間半にわたって宇宙を飛行し、太平洋上に帰還した。 今回は、オライオン宇宙船の概要から、今回の初飛行ミッションの顛末、そして将来計画について、3回に分けて紹介したい。 NASAの新宇宙船「オライオン」 オライオンは、NASAとロッキード・マーティン社で開発が進められている宇宙船だ。いわゆる「NASAの宇宙船」としては、スペースシャトルの後継機に当たる。ちなみに日本ではオリオンという表記が定着してしまっているが、NASAでは英語読みでオライオン(もしくはオライアン)と呼んでおり、オリオンというのは間違いである。したがって本稿ではオラ
概要 アルマ望遠鏡が、今後天文学の様々な分野において革命をもたらすことを予期させる、画期的な画像の撮影に成功しました。若い星おうし座HL星を取り囲む塵の円盤を「視力2000」に相当する史上最高の解像度で写し出したのです。惑星誕生の現場である塵の円盤がこれほどの高解像度で撮影されたのは、今回が初めてのことです。アルマ望遠鏡によって超高解像度撮影が可能となり、惑星の誕生・成長過程の理解が飛躍的に進むと期待できます。多くの天文学者が抱いてきた長年の夢がついに結実したのです。 アルマ望遠鏡による史上最高解像度の観測 アルマ望遠鏡のように複数のパラボラアンテナを結合させて一つの望遠鏡とする「電波干渉計」では、アンテナの間隔を離せば離すほど解像度(視力)が向上します。2014年10月24日、アルマ望遠鏡は過去最大のアンテナ展開範囲15kmで試験観測を行いました(注1)。観測対象となったのは、おうし座の
アルマ望遠鏡が視力2000でとらえた惑星誕生の現場写真。おうし座の方向約450光年にあるおうし座HL星の周りにあるチリの円盤。惑星が誕生するときは円盤の中のチリやガスをかき集めて成長していくため、溝ができると考えられている。理論通りの溝が複数、撮影された画期的な画像だ。(提供:ALMA(ESO/NAOJ/NRAO) ) 2014年11月上旬、アルマ望遠鏡が視力2000という「史上最高の解像度」で惑星が生まれる現場を押さえた。その画像は「これ、CGじゃなくて本物の画像なの?」とオドロキをもって瞬く間にSNS上を駆け巡り、新聞一面で報道されるなど大きくとりあげられた。 しかし、アルマ広報担当(この12月からは国立天文台広報室長!)の平松正顕さんは「こんなもんじゃない!」と興奮気味にメールを下さった。(いや、この画像十分スゴイと思うのだが、いったい何が?)と思いつつ、国立天文台に伺った。以下、平
既報の通り、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は12月3日、小惑星探査機「はやぶさ2」をH-IIAロケット26号機で打ち上げた。本レポートでは、打ち上げ後に開催された記者会見の内容をまとめてみたい。 連続成功は「自分たち自身との戦い」 2001年より運用を開始したH-IIAロケットの打ち上げは、今号機で26回目。失敗は6号機の1回のみであり、今回の打ち上げで成功は20機連続、成功率は96.2%となった。兄弟機H-IIBも合わせると、24機連続で成功率は96.7%ということになる。 唯一の失敗だった6号機の打ち上げは2003年9月だった。以来11年間、H-IIAは一度も失敗することなく運用を続けているが、MHIの阿部直彦宇宙事業部長は「1つ1つの部品を確実に作って、1つ1つの作業を確実に行ってきた結果」だと評価。今後、連続成功のさらなる継続には「慣れ、マンネリ、油断、奢り
日時:平成26年11月13日(木) 11:00-12:00 場所:JAXA東京事務所 B1F プレゼンテーションルーム 司会:広報部報道グループ長 阿久津亮夫 11月8日に新たな宇宙基本計画の素案が公表されました。JAXAの位置づけについては、新たな宇宙基本計画の素案においても現行の宇宙基本計画と同様に、「政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関」と明記されておりますので、素案に記載されている人工衛星やロケットの研究開発、宇宙探査、宇宙科学等について、引き続き実施機関として着実に推進して参りたいと考えています。 なお、内閣府宇宙戦略室からパブリック・コメントの周知について協力依頼がありましたので、それに応じてJAXA HPでも紹介しているところです。 11月4日に、フランス・パリで国際宇宙ステーション機関長会議(ISS HOA)が開催され、私も参加をしてきました。2012年3月1
彗星周回探査機ロゼッタ(Rosetta)搭載の実験用着陸機「フィラエ(Philae)」のカメラが捉えた「67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)」。欧州宇宙機関(ESA)提供(2014年11月12日提供)。(c)AFP/ESA/Rosetta/Philae/ROLIS/DLR 【12月11日 AFP】地球上に存在する水は、数十億年前に地球に衝突した小惑星に由来する可能性の方が、彗星(すいせい)由来の可能性よりも高いとの研究論文を、欧州の研究チームが10日の米科学誌サイエンス(Science)に発表した。 欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)の実験用着陸機「フィラエ(Philae)」は先月、アヒルのような形をした67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gera
スペースシャトルのあとを引き継ぎ、火星への有人探査を最終目標にするNASAの新型宇宙船「Orion(オリオン)」が、最初の飛行試験(EFT-1)を無事に成功させ、アメリカの宇宙探査の新しい時代の幕が開きました。しかし、そのオリオンに搭載されたCPUは、なんと10年以上前のMacに搭載されたCPUと同じものであることが分かっています。 Nasa's Orion has same processor as 2003 Apple iBook G3 | Daily Mail Online http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2867009/How-phone-powerful-ORION-Computer-Nasa-s-Mars-spacecraft-processor-2003-Apple-iBook-G3.html NASAの新型宇宙船
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く