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2015年4月19日のブックマーク (7件)

  • 「頑丈で手かからない子供」振り返る女性准教授 : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    オーロラ観測衛星のあけぼの計画を率いてきたJAXA准教授の松岡彩子さん(49)は、長期間の観測に耐えられた理由について「あけぼのは、姿勢を変えるエンジンなど動きのある機器がない簡素な設計で、故障が少なかった。機体も強い放射線に耐えられるように頑丈に作られていたから」と話す。 とはいえ、「これほど長く致命的な故障もなく観測できるとは思っていなかった。幸運に恵まれた」と振り返る。 打ち上げ直後の学生時代から計画に関わってきた。「あけぼのが引退するという実感がわかない。私にとっては手のかからない『子供』だった。今は当にお疲れさまでしたと声をかけたい」と述べた。

    「頑丈で手かからない子供」振り返る女性准教授 : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 日本のロケット「還暦」 発射実験の地で記念展 東京:朝日新聞デジタル

    初のロケット発射実験があった東京都国分寺市で、発射60周年を記念した展覧会が開かれている。実験に使われた超小型ロケット「ペンシルロケット」の実物などが展示されている。 1955(昭和30)年4月12日、市内にあった銃器工場跡地(現在は早稲田実業学校)で、東京大学生産技術研究所の糸川英夫教授(1912~1999)らがペンシルロケット発射実験に成功した。 このときのロケットは長さ23センチ、直径1・8センチ。鉛筆(ペンシル)のような形のジュラルミン製機体に火薬を詰め、約15メートルを地面と水平に飛ばした。 6日間にわたり29機を発射し、ロケットの速度や加速度、重心や尾翼の形状による飛翔経路のずれなど、格的な飛翔実験に向けたデータを得て、日の宇宙開発の第一歩とされた。糸川教授は「ロケットの父」といわれ、小惑星イトカワの名前の由来になった。 展示されているペンシルロケットは、実際に飛ばされ

    日本のロケット「還暦」 発射実験の地で記念展 東京:朝日新聞デジタル
  • JAXA、新型基幹ロケットの概要の最新版を発表 エンジン、射場などに変化 | その他 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月10日、三菱重工と共同で開発中の「新型基幹ロケット」について、システム定義審査とプロジェクト移行審査を通過したと発表した。また同時にロケットの構成などの概要も公開された。 これは4月9日に開催された、文部科学省の宇宙開発利用部会において報告が行われたもの。発表によれば、まず今年2月25日から3月11日にかけて行われた、ロケットや地上設備などの各システムの技術仕様や基設計以降の開発計画の妥当性について審査する「システム定義審査」の結果、「基設計フェイズ」への移行は可能と判断されたという。そして3月17日から19日にかけて開催された「プロジェクト移行審査」において、「システムの全体仕様が定義ができる段階にあること」が報告され、審議の結果、プロジェクトに移行することが決定されたとされる。 新型基幹ロケットは、現在運用

    JAXA、新型基幹ロケットの概要の最新版を発表 エンジン、射場などに変化 | その他 | sorae.jp
  • ドラゴン補給船運用6号機、国際宇宙ステーションに到着 | ドラゴン | sorae.jp

    Image credit: NASA 4月14日に打ち上げられた「ドラゴン」補給船運用6号機(CRS-6)が17日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。ドラゴンは約5週間滞在し、地球に帰還する。 ドラゴンCRS-6はファルコン9ロケットに搭載され、米東部夏時間2015年4月14日16時10分(日時間2015年4月15日5時10分)、フロリダ州にあるケープ・カナヴェラル空軍ステーションの第40発射台(SLC-40)から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約10分後にドラゴンCRS-6を分離、所定の軌道へ投入した。ドラゴンは太陽電池パドルを展開し、ISSに向けて飛行を開始した。 その後、ドラゴンは軌道を修正しつつISSに接近し、協定世界時2015年4月17日10時55分(日時間2015年4月17日19時55分)、サマンサ・クリストフォレッティ宇宙飛行士が操作するロボット・ア

    ドラゴン補給船運用6号機、国際宇宙ステーションに到着 | ドラゴン | sorae.jp
  • 宇宙開発計画の大幅遅れ懸念、はびこる汚職問題が原因 ロシア

    【モスクワ=黒川信雄】ロシアが宇宙開発計画の要と位置付ける新たな基地建設をめぐり、参画企業の不祥事が相次いでいることから、実現の大幅な遅れが懸念されている。新基地は極東振興の目玉とされているが、同国に根深くはびこる汚職問題が暗い影を落としている。 新基地は極東アムール州で建設中の「ボストーチヌイ宇宙基地」。同基地からはソ連崩壊後、初の純国産ロケット「アンガラ」の年内打ち上げが計画されている。また、同基地の完成によってロシアが租借するカザフスタンの「バイコヌール基地」への依存を大幅に減らすことも可能になるなど、宇宙大国の座を維持したいロシアの「最重要の建設計画の一つ」(プーチン大統領)とされる。 しかし建設を受託した企業が事前に約20億ルーブル(約48億円)を支払われたにもかかわらず破産。資金は横領されたとみられ、給与が未払いとなった従業員が住居の屋根に「助けてくれ」などとプーチン大統領にメ

    宇宙開発計画の大幅遅れ懸念、はびこる汚職問題が原因 ロシア
  • 有人火星探査の足掛かり

    月探査機スリムが挑むピンポイントの着陸は宇宙大国の米露も獲得していない独自の先進技術だ。JAXAが大学などと共同研究してきたもので、今後の月や火星の探査を支える柱として期待される。 スリムの着陸候補地は探査機かぐやが発見した縦穴付近。斜面に挟まれ、着陸が困難だった場所だ。月ではかぐやの観測で詳しい地形が明らかになったことで、探査したい場所に狙いを定めて着陸を目指す機運が高まっている。これに応えるため、スリムは地形を即座に判断して機体の位置を推定したり、未知の障害物を上空から迅速に検知したりする新技術を実証する。 米国はJAXAが検討しているかぐやの後継機に、自国の資源探査車を搭載するよう提案している。かぐや後継機はスリムの着陸技術を使う見込みで、月の資源をめぐる国際的な議論で日が発言力を強めることにもなりそうだ。 月探査は火星への足掛かりとしても重視されている。スリムの究極の目標は、米国

    有人火星探査の足掛かり
  • 日本初の月面着陸機、30年度に打ち上げへ(1/2ページ)

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)が日初の月面着陸機を平成30年度に打ち上げる方針を固めたことが18日、分かった。政府の宇宙政策委員会が夏までに正式決定する見通しで、旧ソ連、米国、中国に続く無人の月面探査機での軟着陸に挑む。目標地点に高い精度で降り立ち、将来の資源探査に役立つ技術の確立を目指す。 関係者によると、20日に開かれる宇宙政策委の小委員会と文部科学省の有識者会合で、JAXAが月面探査機「SLIM」(スリム)の計画を説明する。 小型ロケット「イプシロン」5号機で内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から打ち上げる。開発費は打ち上げ費用を含め100億~150億円程度の見通し。宇宙政策委の了承を経て文科省が来年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む。 各国の月・惑星探査機の着陸地点は、目標に対し1~数キロの誤差があった。これに対しスリムは、デジタルカメラの顔認識技術を応用してクレーターの位置を

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