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ブックマーク / www.sankei.com (163)

  • 稲田氏「固体燃料の新型」 北朝鮮の弾道ミサイル

    稲田氏「固体燃料の新型」 北朝鮮の弾道ミサイル
  • 地球から月へ酸素イオン 38万キロ到達、大阪大分析

    地球の重力圏から流れ出た「酸素イオン」が、約38万キロ離れた月に到達していることが分かったと、大阪大や名古屋大などのチームが30日付英科学誌電子版に発表した。 2007年に打ち上げられた日の月周回衛星「かぐや」(09年に運用終了)のデータ分析で判明した。 イオンは電荷を帯びた原子。チームは「植物の光合成という地球の生命活動によりできた酸素のイオンが、遠く離れた月に届き、影響を与えていることが明らかになった」としている。 宇宙空間では、太陽と反対側に引きのばされた地球の磁気圏の中を、地球から流出した大気のイオンが浮遊している。 チームの寺田健太郎・大阪大教授(宇宙地球化学)らは、かぐやが月の構造などを調査するため月の上空で集めた、イオンのデータを分析。磁気圏の中央部を、月が通過する際に酸素イオンが検出され、イオンの特徴などから、地球から流出した酸素イオンだと分かった。

    地球から月へ酸素イオン 38万キロ到達、大阪大分析
  • 「パーフェクトだった」「国益を高める」 防衛通信衛星打ち上げ成功 関係者が会見(1/2ページ)

    防衛省の通信衛星「きらめき2号」を搭載したH2Aロケット32号機の打ち上げが成功し、鹿児島県の種子島宇宙センターでは24日、官民の関係者が会見して笑顔を見せた。 きらめき2号は同省初の独自衛星で、現在利用している民間衛星と比べて部隊間の通信を効率化できる。若宮健嗣防衛副大臣は「今回の成功は国益を高め、各国との協力を推進するため重要だ。大容量の画像や映像の伝送が可能になる」と強調。その上で「陸海空の自衛隊の統合運用に資する。指揮・統制や情報支援など、国内外での部隊の行動に関わる重要な通信に使用する」と説明した。 同省はきらめき2号について、衛星運用大手スカパーJSAT(東京)の子会社に調達や運用を委託。三菱重工業が打ち上げを担当した。スカパーの高田真治社長は「当にパーフェクトな打ち上げだった。国産のサービスが世界市場で重要な地位を占めるようになっていただきたい」と期待を寄せた。 同社はこれ

    「パーフェクトだった」「国益を高める」 防衛通信衛星打ち上げ成功 関係者が会見(1/2ページ)
  • 宇宙ごみ除去 JAXA こうのとり使い1月末から実験

    人工衛星などに衝突して被害をもたらす恐れがある「宇宙ごみ」を取り除く技術の実験が、今月末から物資補給機「こうのとり」6号機を使って行われる。日が開発中の独自の手法で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10年以内の実用化を目指す。 こうのとりは28日、国際宇宙ステーション(ISS)を離脱。従来はそのまま大気圏で燃えて役目を終えたが、今回は廃棄前に宇宙ごみの実験を約1週間行う。 宇宙ごみに見立てた20キロの重りを長さ700メートルの針金の先端に取り付け、宇宙空間に漂わせる。針金に電気を流し、地球の磁気の影響で重りを降下させる力が生じることを確かめる。 将来は除去用の衛星を打ち上げて宇宙ごみに針金を取り付け、大気圏に落下させて燃やす構想だ。ごみにエンジンを取り付けて落下させる方法と比べ、低コストなのが利点という。 宇宙ごみは不要になった衛星やロケットの残骸で、地球の周りを秒速約8キロの猛スピー

    宇宙ごみ除去 JAXA こうのとり使い1月末から実験
  • 金星に1万キロの“弓” 探査機投入後、初の科学的成果 - 産経ニュース

    金星の大気が山などにぶつかってできた長さ1万キロにも及ぶ弓状の模様について、日の金星探査機「あかつき」で観測したとの研究結果を立教大などのチームが16日付の英科学誌電子版に発表した。 平成27年12月の金星軌道投入後の科学的成果は初めてという。 金星は厚い雲に覆われ、大気上層では秒速100メートルにもなる高速の風「スーパーローテーション」が吹くなど構造には謎が多い。チームの福原哲哉・立教大助教(惑星物理)は、「この成果が金星大気のメカニズム全貌を解明する手がかりにつながるとよい」と話す。 チームは雲の温度などを調べられる赤外線カメラで観測。北半球から南半球にまたがる形で、長さ約1万キロ、幅は数百キロに及ぶ弓状の模様が大気中にのびているのを発見した。 弓は周囲よりも温度が高い部分と低い部分からなり、4日間ほぼ同じ場所で観測された。 金星の表面地形を調べたところ「アフロディーテ大陸」という高

    金星に1万キロの“弓” 探査機投入後、初の科学的成果 - 産経ニュース
  • 【世界に誇る「こうのとり」】宇宙船は日本にとって初挑戦 開発着手20年、世界最高の信頼性 独自技術で無事故貫く(1/5ページ)

    国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」の開発が始まってから今年で20年。宇宙船は日にとって初の挑戦で、当初は開発できるか世界から疑問視されていた。しかし独自の技術で壁を乗り越え、今日では世界最高の信頼性でISSを支えている。(草下健夫) 有人宇宙基地を造るISS計画は、米国が約30年前に構想を発表。日は実験棟「きぼう」の建設を担当することで計画に参加した。各国が分担する運用経費については金銭の拠出ではなく、技術を提供する形で支払う方法を選んだ。 そこで提案したのが、こうのとりの開発だった。だが当時の日の宇宙技術は二流の水準。「当に宇宙船を開発できるのか。ドッキングの際に衝突でもしたら、ISSで暮らす飛行士の安全が脅かされる」。米航空宇宙局(NASA)は強い懸念を示したという。 だが日は将来の宇宙開発に道筋をつけるため、独自の技術を蓄積していく戦略を貫い

    【世界に誇る「こうのとり」】宇宙船は日本にとって初挑戦 開発着手20年、世界最高の信頼性 独自技術で無事故貫く(1/5ページ)
    iwamototuka
    iwamototuka 2017/01/02
    「ロシアの飛行士が遊びに来て『これ、本当にいいなあ』と言っていた」
  • アナグマ撲殺「バットでぶち殺してやった笑」 高校生、写真投稿で苦情殺到 佐賀 - 産経WEST

    佐賀県西部の県立高校の男子生徒が、ツイッターにアナグマの死骸の写真を投稿し「バットでぶち殺してやった笑」と書き込んだところ、高校に苦情のメールや電話が300件近く殺到したことが19日分かった。高校によると、生徒は、自宅の畑が荒らされ、自治体に駆除を申請していた。 生徒は17日、家の玄関にいた動物をバットで殺したなどと投稿。インターネット上で「ひどい」「逮捕しろ」といった批判を受け、同日中に自ら投稿を削除した。学校名が分かる記述があり、高校に苦情が相次いだ。 高校は19日、朝から全校集会を開き、会員制交流サイト(SNS)の使い方を注意した。学校長によると、生徒が写真を撮ったのは駆除したことを親に報告するためだったといい、「周囲を不快にさせる意図はなかった」と理解を求めた。

    アナグマ撲殺「バットでぶち殺してやった笑」 高校生、写真投稿で苦情殺到 佐賀 - 産経WEST
    iwamototuka
    iwamototuka 2016/12/20
    ↓生存競争してる現場で生命の尊厳とか説いても流されるだろう。我々都会のもやしっ子には刺激が強すぎるかもしれないけど、その中で多少やんちゃした程度の少年を安全圏の価値観で異常者みたいにまで言うのは一方的
  • 130人の鉄工所、宇宙へ…「下町ロケット」東北大と超小型衛星開発、「こうのとり」に搭載 種子島から(1/2ページ) - 産経WEST

    従業員約130人の鉄工所が宇宙を目指す-。福岡県広川町の産業機械メーカー「中島田鉄工所」が東北大と共同開発した超小型衛星が9日夜、鹿児島県の種子島から宇宙へ向け出発する。極寒の環境を想定した試験で市販の冷凍庫を使うなど独自のアイデアで費用を切り詰め、町工場の奮闘を描いた池井戸潤氏の人気小説「下町ロケット」を地で行く大企業顔負けの開発にこぎ着けた。 中島田鉄工所が行うのは、宇宙を漂う人工衛星の残骸を出さないようにする装置の実証実験。宇宙ごみは、地球の周りを数百年回り続けるものもあり、運用中の衛星にぶつかる危険性が指摘されている。この技術を使って将来の宇宙事業への参入も見据える。 超小型衛星は、製品の英語表記から「フリーダム」と名付けられ、手のひらサイズで重さ約1・3キロ。搭載した装置が宇宙空間で1・5メートル四方の薄い膜を開くことで抵抗を大きくして、役目を終えた衛星などを減速させ、大気圏突入

    130人の鉄工所、宇宙へ…「下町ロケット」東北大と超小型衛星開発、「こうのとり」に搭載 種子島から(1/2ページ) - 産経WEST
  • 防衛省、初の独自衛星1月打ち上げ 

    防衛省は25日、同省が初めて運用を目指す独自の通信衛星を来年1月24日に鹿児島県の種子島宇宙センターでH2Aロケットに搭載して打ち上げると発表した。高速化・大容量化を実現し、C4I(指揮、統制、通信、コンピューター、情報)能力の向上を図る。 打ち上げるのはXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」。現在は部隊の指揮・統制に民間衛星を活用しているが、軍事情報の通信に使う周波数帯を利用する。大容量化を実現することで、陸海空自衛隊部隊間の通信を円滑にし、統合運用能力の強化も目指す。 防衛省は平成32年度末までに3機を打ち上げる計画。7月13日に「きらめき1号」を打ち上げる予定だったが、南米フランス領ギアナへの輸送中に損傷が発生、延期した。1号は30年3月以降に打ち上げを予定している。

    防衛省、初の独自衛星1月打ち上げ 
  • 中国が新世代ロケット「長征5号」の打ち上げ実験へ ペイロードは最大25t 「宇宙強国」着々と…

    【北京=西見由章】中国国営中央テレビは3日、新世代の国産運搬ロケット「長征5号」の初の打ち上げ実験が近く、海南省の「海南文昌衛星発射センター」で実施されると報じた。 長征5号は中国の国産ロケットの中で最大の推進力を持ち、地球低軌道まで25トンの積載物を運ぶことが可能とされる。全長約57メートル、筒部分の直径5メートル、全重量約800トンの大型ロケットだ。汚染物質を排出しない無害の液体水素と液体酸素を燃料とするロケットエンジンが装備されている。 中国は2030年までに米国やロシアと並ぶ「宇宙強国」になることを掲げ、22年までに独自の宇宙ステーションを完成させる計画。長征5号は、これらの主要部品を軌道まで運ぶのに使用される。月面探査機の打ち上げにも利用される見通しだ。

    中国が新世代ロケット「長征5号」の打ち上げ実験へ ペイロードは最大25t 「宇宙強国」着々と…
  • 【宇宙飛行士・大西卓哉×油井亀美也の往復書簡】宇宙から「成果持ち帰る」 地上から「適応途上、落ち着いて」 (1/5ページ)

    【宇宙飛行士・大西卓哉×油井亀美也の往復書簡】宇宙から「成果持ち帰る」 地上から「適応途上、落ち着いて」 国際宇宙ステーション(ISS)に7月から滞在している宇宙飛行士の大西卓哉さん(40)と、昨年飛行した油井亀美也さん(46)が衛星通信で手紙を交わし、宇宙と地上で思いを伝え合った往復書簡を産経新聞に寄せた。 2人は平成21年に宇宙飛行士候補に選ばれた同期生。手紙で大西さんは「ISSでの仕事・生活は最初は慣れないことばかりで大変」と実感を込めた。 油井さんは「忙しいときこそ焦らず、落ち着いて仕事をしてください。宇宙への適応はまだ途上です」と助言。これに対し大西さんは、大事には至らなかったが作業手順を間違えるミスをしたことを明かした上で「しっかりと任務を果たし、油井さんに負けないように私も成果を持って帰りたい」と決意を伝えた。 出発時の心境や家族のエピソードなど、気心が知れた2人ならではのや

    【宇宙飛行士・大西卓哉×油井亀美也の往復書簡】宇宙から「成果持ち帰る」 地上から「適応途上、落ち着いて」 (1/5ページ)
  • 【科学】探査機あかつき 金星の大嵐、撮影に成功 謎解明へ

    金星の大気が高速で周回する「スーパーローテーション(超回転)」と呼ばれる大嵐の様子の撮影に探査機あかつきが成功し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が画像を公開した。 金星から約36万キロ離れた軌道上で3月下旬、赤外線カメラを使って4時間ごとに撮影。画像を解析処理して動画化し、スーパーローテーションによって筋状の雲が変化している様子をとらえた。 金星は地球の双子星とも呼ばれるが、気象は地球と大きく異なる。特にスーパーローテーションは自転速度をはるかに超える秒速100メートルにも及び、メカニズムは大きな謎だ。JAXAは「撮影間隔を短くすれば高精細の動画が得られ、金星大気の理解が一気に進む」と期待している。

    【科学】探査機あかつき 金星の大嵐、撮影に成功 謎解明へ
  • 「落胆を与えた」と陳謝 衛星ひとみ失敗でJAXA - 産経ニュース

    iwamototuka
    iwamototuka 2016/05/17
    「国際的な天文台としての役割をどう果たしていくか。まだ私の口からは代替機をやらせてくれという段階にはない」
  • 【防衛最前線(61)】新鋭潜水艦「じんりゅう」が就役 AIP搭載の「機密の塊」は何処で「国家防衛の任務」を果たすのか?(1/3ページ)

    【防衛最前線(61)】新鋭潜水艦「じんりゅう」が就役 AIP搭載の「機密の塊」は何処で「国家防衛の任務」を果たすのか? 海上自衛隊の潜水艦「じんりゅう」の引渡式が7日、兵庫県神戸市の三菱重工神戸造船所で開かれた。建造を担当した三菱重工のスリーダイヤの社旗が下ろされると、代わりに自衛艦旗が国歌演奏に合わせて艦尾に掲げられた。じんりゅうのキャリアが、正式にスタートした瞬間だった。 「広い海のどこかで人知れず、深く、静かに潜行している間も、われわれは皆さまのことを忘れることはありません。潜水艦『じんりゅう』はただ今から出港し、国家防衛の任務に就く!」 初代艦長に起用された梅原淳2等海佐は声高に宣言し、乗組員とともに乗艦。音楽隊の演奏に見送られながら、配備先の呉基地(広島県)へと向かった。式典では海自の歌姫として知られる三宅由佳莉3等海曹が儀礼曲「海のさきもり」を披露し、乗組員らを鼓舞する場面もあ

    【防衛最前線(61)】新鋭潜水艦「じんりゅう」が就役 AIP搭載の「機密の塊」は何処で「国家防衛の任務」を果たすのか?(1/3ページ)
  • 中国、宇宙実験へ連続打ち上げ 7月~12月、ドッキング実施へ 宇宙ステーション計画を加速 - 産経ニュース

  • 金星探査機あかつきの交信途絶、人為ミスが原因

    金星探査機「あかつき」の交信が一時的に途絶したトラブルについて宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、人為的なミスが原因だったと明らかにした。あかつきは20日から21日昼にかけ交信が途絶。原因を詳しく調べたところ、軌道上で機体の姿勢を制御するため、事前に地上から送っていた指令の内容に誤りがあったことが判明した。探査機の状態は正常で、今後の運用に影響はないという。

    金星探査機あかつきの交信途絶、人為ミスが原因
  • 金星探査機あかつき、一時交信不能に 姿勢制御で不具合

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」が一時的に交信不能な状態になったことが22日、分かった。軌道上で姿勢を制御するための作業中に不具合が起きたとみられ、JAXAが原因を調べている。 関係者によると、20日から21日にかけ、探査機からの電波を地上で受信できない状態になった。地上から送信した電波も、届かなかったとみられる。 姿勢制御用エンジンを噴射して探査機の回転数を調整する際、調整が正しく行われず、探査機が自律的に作業を中断。使用するアンテナが地球と反対側を向いて交信できなくなった。その後、別のアンテナに切り替える指令が自動的に作動し、21日昼ごろ交信が復旧した。通信・観測機能は正常という。 姿勢制御がうまくできないと今後の運用に影響が出る恐れもあり、原因を詳しく調べて対策を検討する。あかつきは昨年12月、金星の周回軌道に投入された。

    金星探査機あかつき、一時交信不能に 姿勢制御で不具合
    iwamototuka
    iwamototuka 2016/02/23
    アンローディング作業中ってことかな。
  • 【天文衛星打ち上げ】H2A、節目の30回 高い信頼性を実現

    エックス線天文衛星「アストロH」を搭載し打ち上げられるH2Aロケット30号機=17日午後5時45分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター 30回目の打ち上げとなったH2Aは日の基幹ロケットとして高い信頼性を実現した。平成13年の初号機から失敗は6号機の1回だけで、成功率は世界最高水準の96・6%に達した。欧米の主力機と比べ実績はまだ少ないとはいえ、安定軌道に乗ったといえそうだ。 19年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から三菱重工業へ打ち上げ業務を移管。増強型のH2Bも含めると、今回は移管から20回目の打ち上げとなった。 H2Aは成功率だけでなく運用の正確さも特徴で、悪天候による延期を除くと全体の8割を予定通りの日時に打ち上げている。こうした高い信頼性を武器に三菱重工は世界市場で巻き返しを目指しており、昨年は初の商業衛星を打ち上げて評価を高めた。 一方、長年の課題は価格競争力の向上だ。商

    【天文衛星打ち上げ】H2A、節目の30回 高い信頼性を実現
  • 「ひとみ」と命名 エックス線天文衛星、JAXA発表

    エックス線天文衛星「アストロH」を搭載し打ち上げられるH2Aロケット30号機=17日午後5時45分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター(黒田悠希撮影) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、打ち上げに成功したエックス線天文衛星「アストロH」を「ひとみ」と命名したと発表した。 JAXAは命名の由来について、瞳は目の中で光を吸い込む部分であり、観測対象のブラックホールは「宇宙の瞳」ともいえることから、衛星「ひとみ」で「宇宙の瞳」を観測するとした。「熱い宇宙の中を見る」との意味もあるという。 また、竜の絵に瞳を書き込んだ途端に、竜が天に昇ったという「画竜点睛(がりょうてんせい)」の故事を引き合いに、衛星「ひとみ」はエックス線天文学において、最も肝要なミッションになってほしいとの願いも込めたという。

    「ひとみ」と命名 エックス線天文衛星、JAXA発表
  • エックス線天文衛星の打ち上げ成功 ブラックホールの謎解明へ

    エックス線天文衛星「アストロH」を搭載したH2Aロケット30号機が17日午後5時45分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は同6時頃に予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。 アストロHは昨年8月に観測を終えた「すざく」の後継機。ブラックホールや銀河団から放出されるエックス線などを高感度でとらえ、宇宙の成り立ちや新たな物理法則の謎の解明を目指す。 エックス線は電磁波の一種で、可視光と比べ波長が千分の1以下と短い。数億度の超高温や高エネルギーの天体現象に伴って放出され、光では見えない極限状態の宇宙の姿を探ることができる。 アストロHは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が米航空宇宙局(NASA)などと共同で開発した。日側の開発費は打ち上げ費を含め310億円。名古屋大や九州工業大などの超小型衛星3基も相乗りして打ち上げられた。 平成13年に初号機を打ち上げたH2Aは今回が30

    エックス線天文衛星の打ち上げ成功 ブラックホールの謎解明へ