日本の宇宙開発はことし、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機の打ち上げが予定されるほか、若田光一さんが国際宇宙ステーションの船長に日本人として初めて就任するなど、新たな挑戦の年となります。 4年前に地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」は、ことし12月の打ち上げを目指してJAXAが開発を進めています。 「はやぶさ」が着陸した「イトカワ」とは別の水や有機物を含む小惑星に向かい、東京オリンピックが開かれる2020年ごろ、石や砂を採取して持ち帰る計画です。このほか、基幹ロケットH2A、H2Bの打ち上げは、ことしから来年3月にかけて6回程度予定され、雨を観測する衛星や、災害時などに地上をレーダーで調べる衛星、それに、宇宙ステーションに物資を運ぶ輸送船「こうのとり」も打ち上げられる予定です。 また、ことしは次世代の基幹ロケットH3の開発も始まることになっていて、6年後の202
政府の宇宙開発戦略本部(本部長・菅直人首相)は27日、国際宇宙ステーション(ISS)に16年以降も参加するとの政府方針を決めた。近く関係諸国に伝える。14年度の打ち上げを目指す小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」や月探査の推進も決定。事業仕分けなどで削減対象となった多くの事業の存続が決まり、自民党政権の昨年6月に作られた宇宙基本計画をほぼ踏襲した。 ISSは、未定だった16年以降の使用を、少なくとも20年まで延長するよう米政府が提案していたもので、昨秋の事業仕分けでは「ISS参加で1日1.1億円もの税金が使われる」と、継続に批判的な意見が出ていた。 また、同本部は、米の全地球測位システム(GPS)を補完する「準天頂衛星」に関する8府省庁の政務官級チームを同日付で発足させた。同衛星は最低3機必要で、最初の「みちびき」は9月に打ち上げ予定だが、官民共同開発の頓挫で2機目以降が宙に浮い
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