ウィトゲンシュタインについて、全然読んでいるわけではないけれど、雑誌で特集とかあるとつい気になって手にとってしまう。 鬼界訳『哲学探究』は、半分くらいまで読んだところで止まっている……(この『思想』を読みながら、少しだけ『探求』も読み進めたが)。 自分にとっては、ウィトゲンシュタインよりも、ウィトゲンシュタインを通して鬼界先生の授業を思い出したりするのが面白いかもしれない。ウィトゲンシュタイン自体も面白くはあるけれど。 思想 2023年1月号(no. 1185) 岩波書店Amazon 【小特集】ウィトゲンシュタイン──『哲学探究』への道 思想の言葉 野矢茂樹 〈討議〉ウィトゲンシュタインを読むとはどういうことか 鬼界彰夫・野矢茂樹・古田徹也・山田圭一 表出と疑問 飯田 隆 形式と内容としての対象──『論考』的対象の形式主義的解釈の試み 荒畑靖宏 ウィトゲンシュタイン研究私記──『哲
