ITProの記事より。会津坂下町が、町で使用していた廃棄予定のPC(Windows98世代のもの)にLinuxを載せ、県内の中高生に無償配布するとのこと。中高生の負担としては、講習会用のテキスト代(1,000~2,000円)程度ですませるという。OLPCなど、途上国向けの子供たちに対する廉価・無償のPC提供プロジェクトはいくつかあるが、日本国内向けに自治体がこのような試みをするのは珍しい。 同町は、上に上げた町公式webもOSS・CMSのZopeで構築するなど、そもそもOSS系にかかわりをもっていたようだ。PCに載せられるのはPuppy Linux日本語版で、NPO法人ITサポートあいづや会津大学の学生などによる講習を行い、中高生に配布するという。 講習テキストはITサポートあいづ自前のもので、総事業費は約17万円ということだ。独自のテキストの内容が興味深いが、有償で構わないので公開しても