NECと富士通、東芝は19日、米マイクロソフト(MS)の新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」を搭載したパソコンをそれぞれ26日から順次発売すると発表した。いずれも「8」のタッチ機能を活用しタブレット端末とノートパソコンの“1台2役”をアピールする。これで主要メーカー各社の「8」対応機種が出そろい、26日の新OS発売を機に年末商戦に向けた販売合戦が本格化する。 NECパーソナルコンピュータは、「8」対応45機種のほか、MSが同時発売する低消費電力のOS「ウィンドウズRT」を搭載し、液晶画面が360度回転する「Lavie(ラヴィ)Y」(想定価格約9万円)も投入する。 富士通は個人向け「FMV」シリーズから、「STYLISTIC(スタイリスティック) QH77/J」(十数万円)など計19機種を順次発売する。液晶画面を取り外し、タブレット端末としても使える。インターネット上でソフトなどを利用