時々世代によって、「場所」の概念が異なることで戸惑うことがある。ジジくさいことを言うようだが、最初にそれを感じたのはまだ筆者が22歳の時であった。 当時2歳年下の彼女と付き合っていたのだが、僕が考える遊びとあまりにも違っていて、戸惑ったことがある。僕の場合遊びと言えば、どこかに行ってスポーツしたり遊園地に行ったりと、自分で楽しみ自体を「PLAYする」ことを意味したのだが、彼女の言うところの遊びとは、ショーパブのようなところにいって、「お金を払って誰かに楽しませてもらうこと」を意味した。 どの場所で何をすべきというのは、誰かが規定するものではないが、そこに世代差を感じてしまう。 比較的卑近な例では、よく行くイトーヨーカドーのフードコートで、ノートを広げて一人で勉強する中学生の姿をよく見る。我々のころは、家で勉強できない事情があるのは、うるさかったり落ち着かなかったりするからで、そういうときは