以前に書いた「私的録音録画補償金:「制度で決められているから正しいのだ」という意見と「その制度は正しいのか?」という疑問と 」というエントリの続きです。 さて、前回のエントリの要約、というか私が主張したかったこととしては、私的録音録画によって損害は生じ得ない、にもかかわらず、それは制度として確立してしまったがゆえに、「利益」を生んでいることが、業界団体を強情なまでに補償金ありきの議論を行わせているという状況を生み出している、というところ。 で、最近の議論を見てみるとこんな感じ。まぁ、紹介しなくても見ている人のほうが多そうだけど一応ね。 補償金はDRM強化よりまし?- 私的録音録画小委員会で議論 (ITmedia) 「ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足 (音楽配信メモ) 【補償金】Q.2 補償金とDRMの究極