「クリスマス休戦」を記念して行われた英国軍とドイツ軍のサッカー親善試合で、試合前に握手を交わす英国軍チーム主将のキース・エマーソン(Keith Emmerson、右)とドイツ軍チームのアレキサンダー・ヘス(Alexander Hess、2014年12月17日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL 【12月18日 AFP】そこに塹壕はなく、ケシの花も、スタジアムを飾る造花にすぎない。それでも17日、100回の節目を迎えた英国軍とドイツ軍によるサッカー親善試合には、第一次大戦のクリスマス休戦と同じ精神が確かに息づいていた。 かつての大敵同士の親善試合は、今年は英国軍の1-0の勝利で幕を閉じ、試合後にはあらゆる場所で握手が交わされた。明日になれば、再び相手の命を狙うことになるのだなどと覚悟する必要もなく、穏やかな空気が漂っていた。 両国軍による親善試合は、1914年のクリスマスイブとクリ
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