新型コロナウイルスの感染が拡大する中、静岡県内の宿泊施設のキャンセルは、5日時点で少なくとも9万人を超えることが県観光協会の調査でわかりました。 キャンセルは中国からの団体客が中心だということです。月別にみますと2月が5万3675人と最も多く、3月は2万8524人、1月は8078人でした。 自治体別では、浜松市がおよそ4万2000人と全体の半数近くを占め、次いで御前崎市が1万6000人余り掛川市が8000人余りとなっていて、中国便が就航する静岡空港の周辺を中心にキャンセルが相次いでいるということです。 県観光協会には宿泊施設から「終息の見通しが立たず今後の売り上げへの影響が大きい」といった不安の声が寄せられているということです。 これに関連して静岡県観光政策課の川口茂則課長は記者会見で「経営の厳しい施設には県の融資制度を紹介するなど対応したい」と述べました。 先月24日からの中国の旧正月に
![新型ウイルス 深刻な観光影響 静岡では宿泊キャンセル9万人超 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f4e357179b5ea2f5f2395d81da056e4b2fda763f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20200207%2FK10012276901_2002071612_2002071626_01_02.jpg)