【6月18日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)九江市(Jiujiang)の廬山にある三畳泉瀑布では、増水期を迎えて上流から流れ込む水量が増え、ほとばしる水しぶきと轟(とどろ)く滝の音、立ち込める霧が織りなす壮観な景観が広がっている。 同瀑布の水系は五老峰や大月山などに源を発し、渓流は五老峰の絶壁を3段に分かれて落下する。滝の落差は全体で155メートルにもなる。「上段は一面に舞い散る粉雪のよう、中段は砕ける氷のかけらのよう、下段は淵を駆ける竜のよう」とそれぞれに趣が異なることから「三畳泉」と命名され、別名「三級泉」「水簾泉」とも呼ばれている。竜がすむと言われる滝の深淵(しんえん)から天を仰ぐと、「百尺の天涯から落ちてくる白い絹織物」を見るような圧倒的な迫力を堪能できる。 廬山三畳泉風景区は廬山の南東に位置し、有名な三畳泉大瀑布にちなんで名づけられた。風景区内には高く切り立