スペイン領カナリア諸島ラパルマ島で、クンブレビエハ火山から流れ出た溶岩(2021年10月9日撮影)。(c)JORGE GUERRERO / AFP 【10月21日 AFP】先月19日から火山噴火が続くスペイン領カナリア諸島(Canary Islands)のラパルマ(La Palma)島で、真っ赤に燃える溶岩流の間に取り残された犬4匹を、ドローンで救出するという前例のない計画が進められている。 痩せ細った犬たちは、トドケ(Todoque)村にある二つの空の貯水槽の中で、何週間も身動きが取れなくなっている。貯水槽の両脇には、クンブレビエハ(Cumbre Vieja)火山からあふれ出た溶岩が流れている。 地元の動物保護団体「Leales.org」が今月初旬、犬たちの窮状に気付いて警鐘を鳴らし、ドローン企業2社を手配して餌と水を貯水槽に投下した。犬たちはすっかり体重が減ってしまっているという。 こ
