立憲民主党の枝野幸男代表の後任を決める代表選で、女性候補が擁立できるかどうかに注目が集まっている。さきの衆院選では、自民党との争点として「ジェンダー平等」を掲げるなど、女性の政治参画を打ち出してきた。それだけに党内からは女性候補を出すべきだとの声が出ている。 西村智奈美・元厚労副大臣は10日、国会内で代表選への立候補を検討していることを明らかにした。「立憲らしい活気ある選挙になることが大事だ。(党として)ジェンダー平等やパリテ(男女同数)など、女性の政治参画に取り組んできたので、女性候補者がいるべきだ」 菅直人元首相が率いる「国のかたち研究会」(16人)の10日の会合では西村氏を推す声があがった。菅氏は「女性候補擁立に向けて、積極的な役割を果たしていきたい」と発言。会合には西村氏も参加した。
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