北海道蘭越町の山中で29日午前、地熱発電に向けて行っていた掘削工事中に水柱が噴き上がり、工事を行っていた会社が噴出を押さえる作業を行っています。 蘭越町によりますと、29日午前11時半ごろ、近くにいた人から町役場に連絡があり、消防や町などが現場を確認したところ、山の中で高さ数十メートルの水柱が噴き上がっていました。 町によりますと、これまでにけが人はおらず、有毒なガスも検出されていないということです。 工事を行っていたのは、エネルギー資源の開発を行っている「三井石油開発」で、当時は地熱発電に向けた資源量の調査のため、掘削工事が行われていました。 現場で作業をしていた会社の担当者によりますと、井戸を掘削していたところ、突然、水柱が噴き上がったということです。 会社が噴出を押さえる作業を行っています。 近くを通りかかった70代の女性は「茂みから煙のようなものが見えて、温泉にしてはおかしいなと思