ベンチャー業界は、投資も文化もこれから FinTechの誕生により、世界中で沢山のヒトが今までより良い「金融」サービスの恩恵を享受している。このコラムで過去4回に渡って紹介してきた通り、より幅広い層の人々が、今までより多くの選択肢(種類や費用)から自分に適したサービスを、という変化がFinTechの本質である。 見方によっては、部分的に伝統的金融サービスの合理化につながる為「金融機関の従業員は5~10年で半減する、云々」等と騒がれもするが、技術の進歩は常にその様なものかもしれない。今で、家電、自動車、製薬、そして電力、等あらゆる産業で当たり前に起きた変革だ。 ただし、これはあくまでも欧米(場合によっては中国)での話。日本経済は異なる事情を抱えており、大きな挑戦がFinTechベンチャー企業の前に立ちはだかる。 世界全体におけるベンチャー企業(以下VC)への投資額は年々増加傾向にあり、昨年は
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