説明書と言っても、プレゼン用から教育用までさまざまあります。誰向けの説明書かによって、分かりやすさを調整していかねばなりません。なぜでしょうか? 例に沿ってその訳を解説します。 「説明書を書く悩み解決相談室」第4回です! 分かりやすい説明書を書きたい、という思いをテーマに始めたこの連載ですが、ここは1つ、その思いに水をぶっかけてみましょうか(笑)。というわけで今回は、 分かりやすければいいってもんじゃあない!! という話です。 きっかけは、ある人と話をしていたときのこと。仮に土門さんとしておきます。土門さんが社内教育用にあるテキストを作っていて、それに開米(私)が意見を求められたので改善案を作ってみた、というシーンです。 開米 例の資料ですが、こんな形に整理してみるのはどうでしょうか? 土門 おっ……ほお、これは……こりゃすごい、分かりやすいですね。いいですね。 開米 じゃ、これでいけそう
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