古いネタのタイトルである。その前に、この1週間の総括をしておきたい。問題のアデノウイルス感染症(プール熱)は26名であった。予想通り、年末まで付き合うことになりそうだ。溶連菌は15名とやや減少。嘔吐を主症状の急性胃腸炎は60名で増加傾向にある。RSは2名でインフルエンザは0であった。 前々回で取り上げた番組。軟膏はチューブに入っていることが多い。チューブに圧力をかけると、軟膏が出てくる。出てくる軟膏の長さを、指の関節の長さで測る。2関節分の軟膏を、身体に塗る場面があった。軟膏はステロイド。ステロイドを処方しても、副作用を怖がって、塗らないことがある。「ステロイドを使っても、良くならないね」「すいません、怖くて使っていません」という会話がある。この状況を、「チューブに入った軟膏は効かない」と言う。つまり、チューブから出して塗らないと、当然効くはずはない。 番組では医師が、指に取り出した軟膏を