増加する自転車の事故 もともとは日本でも、自転車は車道を走るのが当たり前でした。それが昭和40年代になって車が急激に普及し始め、車と自転車の事故が増加したことから歩道の通行が認められました。本来は暫定的な措置でしたが、結果的に歩道通行が定着してしまいました。その結果、今度は歩行者と自転車との接触事故が増加。死亡事故や、高度な障害が残る事故も起きており、多額な損害賠償が発生する事案も少なくありません。 歩道通行がむしろ危険になる場合も! 車道を走ると、歩道を通行するより危険だと直感的に感じるかもしれませんが、実際は歩道を通行する方が、車道を走る場合よりも事故が多く危険です。これは、歩道を通行する自転車が車から認知されにくいためです。実際、歩道を通行している自転車に気づかず、飛び出して来た自転車と交差点で接触する例が多く報告されています。つい歩道の方が安全そうに思うかもしれませんが、車から認知