経済安全保障の強化をはじめとして、社会の不確実性が高まりカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ、CN)への対応に遅れが出てきた。「CN社会の到来に向けたトレンドは緩やかになっている」――。ENEOSホールディングス(HD)は第4次中期経営計画でこう指摘した。石油中心の事業からの転換が求められる同社は、荒波をどう乗り越えるのか。同社常務執行役員CTOの藤山優一郎氏に戦略を聞いた。(聞き手は木暮早希=日経クロステック/日経ものづくり、佐藤雅哉=日経クロステック)

経済安全保障の強化をはじめとして、社会の不確実性が高まりカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ、CN)への対応に遅れが出てきた。「CN社会の到来に向けたトレンドは緩やかになっている」――。ENEOSホールディングス(HD)は第4次中期経営計画でこう指摘した。石油中心の事業からの転換が求められる同社は、荒波をどう乗り越えるのか。同社常務執行役員CTOの藤山優一郎氏に戦略を聞いた。(聞き手は木暮早希=日経クロステック/日経ものづくり、佐藤雅哉=日経クロステック)
昨年11月、全国に1万2000ヵ所を超えるサービスステーションネットワークをもつ石油元売り大手のENEOSは、電気自動車向けの充電サービス「ENEOS Charge Plus」を開始すると発表しました。そこで実際に話をうかがい、そして使ってみました(※取材は2023年2月に行ないました)。 EV普及に大事な充電サービス 石油元売り大手のENEOSが手がける 東京都は2030年以降の純ガソリンエンジン搭載の新車販売禁止、政府も2035年までに全ての新車販売を電動車にする方針を表明しているのは誰もが知るところでしょう。そこで重要となるのが充電器です。政府は2030年までに急速充電器を3万基、普通充電器を12万基に増やす計画を立てています。 EVの充電は⾏動を基準に⼤きく3つの利⽤シーンに分類できます。まずは⾃宅や事業所など、クルマを使わない時間帯に充電することを基礎充電といい、⼀般的には普通充
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