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2020年7月6日のブックマーク (1件)

  • 職場を離れても「常に仕事に取り巻かれている感じ」の正体(山本 泰三) @gendai_biz

    ブルーカラーからホワイトカラーへの単純なシフトがここで想定されているわけではない。「グレーカラー」とも呼ばれるような、ブルーとホワイトの中間ともいうべきタイプの労働(運輸、販売、あるいは現場の技術職など)が想起されるだろう。非物質的労働という概念の特徴は、これが特定の産業や職種の増大を意味するのではなく、それらの区分を超えた全般的な変容を捉えようとする点にある。それは、コンビニのバイトからコンサルまでを貫いて見出される傾向なのである。 機械のリズムに従って働くフォードの工場とは異なり、営業や企画や接客においては能動性・主体性が重要となる。そしてこのような広義の認知的活動が労働の中心になるにつれて、労働が特定の場所に固定される必要性は薄くなるだろう。 一般的にいえば、労働時間と生活時間の区別、労働と人格の区別が、あやふやになっていく。アダム・スミスが称揚しテイラーが徹底した細分化のシステムで

    職場を離れても「常に仕事に取り巻かれている感じ」の正体(山本 泰三) @gendai_biz
    kabutomutsu
    kabutomutsu 2020/07/06
    "自由と引き換えに安全さを失うというこのモデル、あえて言い換えれば「自己実現/自己責任」モデルには、序列において低い地位を強いられるひとびともはめ込まれている"