現職独走、女性2人追う 極右ゼムール氏失速―22年春、仏大統領選 2021年12月31日20時34分 マクロン仏大統領=2021年12月17日、ブリュッセル(AFP時事) 【パリ時事】フランスで2022年4月に行われる大統領選まで、約3カ月に迫った。世論調査では現職のエマニュエル・マクロン大統領(44)が独走。中道右派・共和党のバレリー・ペクレス氏(54)、極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン氏(53)の女性2人が追う。過激な言動で注目を集めた極右政治評論家のエリック・ゼムール氏(63)は失速。左派勢力は候補者が乱立し埋没気味だ。 ◇初集会で乱闘騒ぎ 調査会社エラブ社による12月20日の世論調査結果によると、マクロン氏の支持率は同月7日に比べ3ポイント増の26%。ペクレス氏の17%、ルペン氏の16%に大差をつけた。ゼムール氏は13%だった。 作家としても知られるゼムール氏は、21