夜が明けると中国船団に囲まれていた!フィリピン軍補給船団の〝攻防〟8時間 上空に米軍機が旋回、現場取材で感じた「本物の緊張感」 米中両軍がにらみ合う南シナ海の対立の最前線、アユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)の緊張感は本物だった。11月8~11日にかけ、同礁のフィリピン軍拠点に向かう補給船を護衛する巡視船「メルチョラ・アキノ」に同行取材した。夜が明けると、中国船団に囲まれていた。まるで映画のようだった。その後、8時間にわたって続いた執拗な進路妨害。海上で威圧を張り合う危険なゲームのように感じた。 今回の補給任務に対し中国が展開したのは過去最多の38隻。うち5隻は病院船を含む軍艦で、遠巻きに配置してフィリピン側を威嚇した。中国海警局の艦船の上空を、フィリピンを支援する米軍の偵察機が旋回し、にらみを利かせる。米国は南シナ海でフィリピンの公船が攻撃されれば防衛に加わると警告しており、偶発的
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