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ブックマーク / www.asiapress.org (5)

  • <寄稿>ウクライナの知識人から届いた手紙――小国が侵略されない世界を 加藤直樹

    ロシア軍はウクライナ各地への攻撃を続ける。「マリウポリを救え」のプラカードを持つ人の姿も。(3月中旬ウクライナ西部リビウ・綿井健陽撮影) 無名の著者による、しかし重要な文章が、誰も読まないような媒体に掲載されているということが、たまにある。今回、私が紹介したい文章もそんな場で発表されたものだ。 「第4インターナショナル」と言っても、ピンとくる読者はほとんどいないだろう。ロシア革命後に、レーニンの盟友でありながら政争に敗れてソ連を追放されたトロツキーという人がつくった小さな国際組織だ。抑圧的なソ連の体制とは異なる社会主義を目指すことを掲げている。だが、そのソ連も崩壊して30年も経つ今では、世界に対する影響力はほとんどない。 この「第4インターナショナル」の日語版サイトに掲載されたのが、今回、紹介する「西側左翼へのキエフからの手紙」というタイトルの文章である。 「西側」と訳されているが、「西

    <寄稿>ウクライナの知識人から届いた手紙――小国が侵略されない世界を 加藤直樹
    kabutomutsu
    kabutomutsu 2022/03/21
    田中純氏(が訳した論文)がここで触れていた文章 https://twitter.com/tanajun009/status/1504806771654737920
  • 森雅子法相が復興事業受注企業から献金 その財源は震災特別会計だった 「税金の還流で政治的に問題」と専門家

    ◆森大臣は福島県選出だが…7社から少なくとも413万円 東日大震災の被災地の一つ福島県が選挙区である森雅子法務大臣が代表を務める政治団体「自由民主党福島県参議院選挙区第4支部」が、東日大震災復興特別会計を財源とした公共事業を請け負った企業から2012年以降6年間に413万円の企業献金を受け取っていることが、政治資金収支報告書と復興庁が公表している資料を照合した結果分かった。(鈴木祐太) 森雅子法務大臣が代表を務める政治団体「自由民主党福島県参議院選挙区第4支部」(正式には大臣の名である三好雅子氏が代表、以下、政党支部)は、2012年から2017年の間に、東日大震災復興特別会計(以下、震災特別会計)を財源とした公共事業を請け負った企業7社から、少なくても413万円の企業献金を受け取っていた。復興庁がホームページで公表している行政レビューと森雅子大臣の政党支部の政治資金収支報告書を照合

    森雅子法相が復興事業受注企業から献金 その財源は震災特別会計だった 「税金の還流で政治的に問題」と専門家
  • 百田尚樹氏『日本国紀』の「朝鮮人虐殺」記述の過ち(加藤直樹)

    東京・隅田川にかかる永代橋。関東大震災の3日後、ここで約30人の朝鮮人が軍人、警官、群衆によって殺害されたことが戒厳司令部によって記録されている。(撮影:筆者) ◆虐殺の史実を否定する人々 1923年(大正12年)9月、関東大震災の発生直後、「朝鮮人が暴動を起こしている」「朝鮮人が井戸に毒を入れた」といった流言が広がるなか、多くの朝鮮人が日の自警団や軍の部隊によって虐殺された。犠牲者数は確かではないが、数千人に上ると見られている。 ところがこの史実を否定する人々がいる。「朝鮮人虐殺などなかった」というのである。正確に言えば、「朝鮮人が暴動を起こし、井戸に毒を入れたというのは事実だった。自警団が朝鮮人を殺したのはそれに対する正当防衛であって、虐殺と呼ばれるべきではない」というのが彼らの主張だ。「14万人の日人が朝鮮人の放火で殺された」などというめちゃくちゃな主張さえ、インターネットでは見

    百田尚樹氏『日本国紀』の「朝鮮人虐殺」記述の過ち(加藤直樹)
  • アフガン支援23年・西垣敬子さん 終戦時の記憶、現地に重ね(玉本英子) – アジアプレス・ネットワーク

    イラン第二の都市マシュハドに語学留学した西垣敬子さん(右)と20代のルームメート。(2017年11月撮影・西垣さん提供) ◆アフガニスタン渡航42回、女性や子どもたちを支援 私はこれまでたくさんのすごい人を見てきた。その中でも飛びぬけているのが西垣敬子さんだ。兵庫県宝塚市在住、82歳。宝塚アフガニスタン友好協会の代表として、23年間で現地に42回通い、女性や子どもたちを中心とした支援活動を行ってきた。(玉英子・アジアプレス) 西垣さんを知ったのは18年前、関西でのある報告会だった。当時のアフガニスタンはタリバン政権下。女性の教育は禁じられ、住民がひそかにつくった隠れ学校で読み書きを習う女児もいた。勉強を教える女性たちの給料を支えるために、西垣さんは日で寄付を集めていた。 2001年、米軍主導の有志連合がアフガンを攻撃、タリバン政権は崩壊した。取材でカブールに入った私は、現地入りしていた

    アフガン支援23年・西垣敬子さん 終戦時の記憶、現地に重ね(玉本英子) – アジアプレス・ネットワーク
  • イスラム国(IS)報道~実像をどうつかむか(2)◆ISとの「全面戦争」と情報の扱い方 - アジアプレス・ネットワーク

    フランス・パリ襲撃事件で、日のメディアは武装組織イスラム国(IS)を大きく取り上げた。事件直後にあふれた情報のなかには「危うい」報道も見受けられた。世界がISとの全面戦争に向かおうとするなか、報道はどうあるべきか。【坂卓】 パリ襲撃事件後にシリア・アレッポ県ISメディア部門が公開した映像。フランス語を話す戦闘員が空爆現場と思われる場所に立ち、空爆作戦を非難している。ISはヨルダン人パイロット焼殺やロシア軍空爆などのたびに、その国の言語を話す戦闘員を意図的に映像に登場させアピールする手法をとってきた。(IS映像) ◆「全面戦争」の流れのなか、情報をどう扱うべきか パリ事件直後、日では「フランス語を話すIS戦闘員が空爆批判する動画がネット上に掲載」とする記事が出た。このフランス人戦闘員の動画は、1年前にISが公開したものだ。記事では、「事件には触れられておらず撮影日時・場所は不明」とあ

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