ロンドン(CNN) 英国ウェールズのリッチ・ヒューズさんは9年前、ダイビング中に海底で銀製の懐中時計を拾った。時計には、持ち主の名前と地名のほか、「1866年」と書かれており、ヒューズさんはこれを手がかりに、時計を持ち主の家族に返そうと調査に着手。今年になって、やっと時計の持ち主の運命や遠い親類を突き止めた。 ヒューズさんは2000年4月、英南西部ペングロックシャーの海岸線で、沈没した船らしき残がい近くから、キラリと光る丸い物体を発見。硬貨だと思って拾い上げた。 しかし、よく見るとそれは、銀製の懐中時計だった。彫られているのは「Richard Prichard, Abersoch, North Wales, 1866.」の名前と地名、さらに100年以上前の年。価値ある物だと考え、持ち主の子孫を見つけ出そうと考えた。 しかし、なかなか手がかりは得られず、情報があったとしても行き詰まる。インタ