2敗1引き分けでグループリーグ最下位に終わったブラジルW杯の日本代表について、元ヴェルディ総監督の李国秀氏が総括し、今後の再建策なども語った。(聞き手は、塩見要次郎・読売新聞サッカー推進事務局長) ――日本人にとって、残念なW杯になってしまった。 「サッカーがうまくなりたい子どもたちにとって、見習いたい選手が、自国の選手ではなく、他国の人たちだったことが、悔しいね」 ――うーん。きついですね。 「誰が見たって、日本よりコロンビアの選手たちの方が、うまくて賢かったではないですか。テレビは恐ろしい。誰にも、それが明確にわかってしまう」 ――日本サッカーは、どうすれば良いか。 「賢くて、かみ合ったプレーをするには、技術が必要。手で扱うように、足でボールを操作できるようにしないと。その技術が基盤にあってこそ、いつスピードを上げるかなどの賢さを発揮できる」 ――少年たちへの指導が重要だ。 「その通り
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