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ブックマーク / book.asahi.com (3)

  • 読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(後編)|じんぶん堂

    記事:幻戯書房 『もう一つ上の日史』と『日国紀』単行・文庫版 書籍情報はこちら 前回の続きです。 「前編」の最後で、私は、『もう一つ上の日史』に対する『[新版]日国紀』の反応を数え上げ、次のように書きました。 採用:300箇所以上 無視:100箇所以上 反論:50箇所以上 (……)(「採用」のカウントについては)助言の他、データの誤りの訂正、込み入ったニュアンスの反映、「〜である」という断言から「〜という説もある」といったトーンダウン、デマエピソードの完全削除、などを含んでいます。 今回はまず、「採用」の具体例をいくつか紹介しましょう。引用文による比較が続くので、記事として平板な印象を与えるかもしれませんが、よーく読んでいただければ、その影響がおわかりになると思います。 実際、どのように「修正」されているのか? さて、「助言」は前回挙げたので、「データの誤りの訂正」から。(以下、

    読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(後編)|じんぶん堂
    kageyomi
    kageyomi 2022/01/18
    マッカーサー失禁説。Twitterでも話題になってますね
  • 書評・最新書評 : 靖国問題の原点 三土修平著 宗教性と公共性を併せ持つ「両棲動物」 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「靖国問題」を主題とするは数多(あまた)出版されているが、特定イデオロギーに染め抜かれた、「内輪」向けの論考ばかり。読むに値しないものが殆(ほとん)どである。 断言するが、近年上梓(じょうし)された夥(おびただ)しい靖国関連書のなかで、読むに足る内容を備えているのは書のみである。 まず、この問題を論じる際、必ず持ち出される「政教分離」と「戦争責任」。書はこの二つを金科玉条としない。 「政教分離」は各国の歴史的事情によって様々なかたちがあるという。例えば、関東大震災と東京大空襲の犠牲者の追悼施設「東京都慰霊堂」は、都の所有と管理の下にある。ところが春秋の慰霊祭は仏式で執り行われる。「政教分離」は杓子定規(しゃくしじょうぎ)に適用されていないのである。 「戦争責任」に関しても、右の「謀略史観」、左の「せっかく史観」に基づく議論は、戦後社会のリアルな変化を冷静に認識する妨げになっていると批

    書評・最新書評 : 靖国問題の原点 三土修平著 宗教性と公共性を併せ持つ「両棲動物」 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    kageyomi
    kageyomi 2014/09/06
    ”戦後の早い段階で、靖国神社自体を非宗教的施設へと脱皮させていれば、今日のような混迷を迎えることがなかっただろうという著者の見解”国家護持法案が成立してたら、どうなっていたんでしょうね
  • 「種痘伝来」書評 日蘭交流で瞬く間に受け入れ|好書好日

    種痘伝来―日の〈開国〉と知の国際ネットワーク [著]アン・ジャネッタ 江戸の蘭方(らんぽう)医がジェンナー式種痘を導入するまでのドラマを、海外からの視点で検証していく点に鮮度が感じられる一冊。牛の病とされた「牛痘(ぎゅうとう)」が、乳牛飼育に使役される男女を通じて人に感染することは、以前から知られていた。ただ、人に出る症状は軽く、回復した後も天然痘に感染しない。ならば予(あらかじ)め人に牛痘を植えて、天然痘を防ぐことができるはずだ。 ジェンナーはこの発想から牛痘種痘を発明し、それに「牛」を表すワッキーナエなる学名を与えた。これが「ワクチン」の由来である。だが問題は、痘苗を生かしたまま遠方まで運ぶことの困難さである。初期には、未感染の子どもを次々と牛痘に感染させながら運ぶ「人体リレー」の方法すら取られた。 当時、植民地争いで対立していた列強は種痘伝播(でんぱ)のために協力体制を布(し)き、

    「種痘伝来」書評 日蘭交流で瞬く間に受け入れ|好書好日
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