豚肉とキャベツみそ炒め丼。 豚肉とキャベツを甘辛いみそで炒めるのは、 中華料理では回鍋肉となるわけで、 定番中の定番だといえると思うんですが、 ぼくは炒めものは、あまり固いことを言わずに、 日本風にやってしまったほうがいいという考え。 中華料理独特の調味料、 例えば回鍋肉なら甜麺醤を使うわけですが、 そういうものを買っても、だいたい冷蔵庫の肥やしになるだけだし、 シャキシャキ感を残すために油通しするとか、 それはそのほうが美味しいかもしれないけれど、 中華料理店ならともかく、家庭ではやってられないですよね。 ニンニクも、ぼくは大好きなんですが、 他の和食メニューに合わなくなるので、 基本的には使いません。 ニンニクを使わなくても、コクの出るものをきちんと使えば、 問題なくおいしく出来ますよ。 というわけで豚肉とキャベツみそ炒め。 キャベツは1/4個分くらいをガッポリ使います。 初めは量が多
フレッシュトマトの入った和風チキンカレー。 昨日は、キャベツを使い切ってしまいたかった。 キャベツの食べ方でまず思い付くものはといえば、 やはり千切りだ。 ハンバーグに千切りキャベツを添え、ウスターソースをかけるのは、 子供のころの家の食事の、代表的なメニューだった。 冷蔵庫には鶏もも肉も入っていたから、それを焼き、 千切りキャベツに肉汁ごとのせるのも悪くない。 キャベツの下に、さらにご飯を敷き、 どんぶり飯にするのもいい。 しかしもう少し考えていたら、 千切りキャベツにはカレーが合うことを思い出した。 シャキシャキとした千切りキャベツは、 ドロドロとしたカレーライスの、格好のアクセントになってくれる。 そこで鶏もも肉でカレーを作り、 これをご飯とキャベツの上にかけることにした。 カレーには、フレッシュトマトを、 煮溶かさず、形を残して入れることにする。 あと問題は、カレーをどうやって作る
手軽にできてスタミナ満点、豚肉好きの圧倒的な支持を得る豚しょうが焼きは、いくつかのバリエーションがある。 まず肉の部位だけれど、スーパーなどでは「しょうが焼き用」として、薄切りのロース肉が売られている。 しかしこれは、ぼくの考えではコマ肉のほうがうまい。 100円前後のロース肉はアメリカ産になるわけだけれど、肉は日本産のほうがうまい。 値段的には薄切りロースと変わらないコマ肉は、細切れとはいえ日本産なのである。 それから、「肉をあらかじめタレにひたすかどうか」ということがある。 ぼくは、タレにひたして焼いたしょうが焼きをうまいと思えたことはあまりない。 どうも煮えたようになってしまい、豚肉の香ばしさが消し飛んでしまうと思う。 それよりも、焼いたあとからタレを絡めるようにしたほうがいい。 さらに調味料に、「みりんを入れるかどうか」ということもある。 みりんを入れるとコクが出るけれど、牛肉なら
鶏ネギ塩炒め。 鶏肉と長ネギというテッパンのコンビを塩味で炒め合わせる。 ただ本当に塩味だけだとコクが足りなくなる気がしたから、ゴマ油を使い、うすくちしょうゆとオイスターソースで隠し味、唐辛子を利かせる。 2~3センチ大に切った鶏もも肉1枚は、塩1つまみと酒少々をもみ込み、片栗粉をまぶしつける。 中火にかけたフライパンにゴマ油をひき、まずは皮目、皮目にこんがり焼き色がついたら、箸で一つ一つひっくり返して反対側を焼く。 鶏肉に火が通ったら火加減を強火にし、輪切り唐辛子少々とざく切りの長ネギ1本を入れ、サッと炒める。 酒大さじ1、うすくちしょうゆとオイスターソースそれぞれ小さじ1の合わせ調味料を入れてサッとまぜ合わせ、味見して塩加減すれば出来あがり。
やはり日本の冬は、何といっても「鍋」なわけで、この鍋をスペイン風に作ってみるのも悪くないことだ。 鍋というと、スペインでは「シチュー」になる。シチューはものすごく簡単にいってしまえば、材料を炒め、そこに水とソースの材料を入れ、グツグツ煮て出来あがりということになるが、材料の下準備を、材料に応じてしてやらないといけなくなるから、作り方はたしょう複雑にはなる。 今回は魚のシチュー。 材料はまちがいなく、魚なら何を使ってもいい。今回は魚屋に出ていたブリのあらとアサリを使ったが、鯛でもタラでも、鮭でもサバでもいいし、あらでも切り身でもいい。エビやイカ、さらにムール貝など入れるのはもちろんいいし、入れればまさにスペイン風になる。 あらは、この料理では炒めて使うし、味付けも濃いから、何もせずそのままでもいいかもしれないが、日本人としてはやはり、塩をふってしばらくおき、水でよく洗って水気をふき取っておく
入学や転勤などで、一人暮らしをこれから始める人も、少なくないだろう。 当然自炊しようと意気込んで、調理器具なども色々そろえることになる。 初めて親元を離れるなどということになれば、親があれやこれやと気を遣い、見繕ってくれることにもなるんだろう。 でも調理器具は、けっこうかさばるものもあるから、下手に買い込んでしまうと、ただでさえも狭いワンルームマンションのキッチンが、身動きが取れないことになってしまうこともある。 親はよかれと思い、必要な調理器具を選んでくれるわけなのだが、その「必要」は、「家族全員分のご飯を作るために」ということだ。 しかし主婦が家族の食事を作るのと、一人暮らしで自分一人のための食事を作ることでは、根本的にちがうところがある。 4人とか5人分の食事を作るのならば、かけてもおかしくない手間が、一人分の食事を作るには、馬鹿らしいことも少なくない。 だから調理器具は、いきなり色
「だし」を自分で取るようになると、料理は100倍は楽しくなリます。 僕自身、料理がほんとうに「おもしろい」と思えるようになったのは、自分でだしを取ってからのことでした。 どんなことでもそうですが、物事の、ただ周辺をウロウロしているだけでは、あまりおもしろ味がわからないということは、あるのじゃないかと思うんですよね。 やはり物事は、中核にいるからこそ、ほんとうのおもしろさが感じられる。 たとえば楽器を習いたいと思ったら、いくら基礎練習を繰り返しても、なかなかおもしろいと思えるようにはならないでしょう。 そうではなく、下手でもいいからバンドを組んで、できればライブの日取りでも決めてみる。 「他人といっしょに演奏するおもしろさ」を一度知ってしまったら、もう後戻りすることはありません。 日本人の多くがピアノを習うのに、ほとんどが途中で挫折してしまうのは、レッスンでひたすら基礎練習ばかりをさせるから
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く