失言問題によって静岡県の川勝平太知事が辞職し、リニア新幹線推進派からは静岡工区の着工に期待感が生まれている。当初目標の2027年は断念したものの、30年代早々にも東京―名古屋間が開通するのではないかというのだ。 リニア中央新幹線の改良型試験車。ノーズ先端部に凹凸を設けたことで空気抵抗を低減した=2020年3月、山口県下松市 しかし、危機管理の専門家の一員としては、深刻な課題が残っていることを指摘せざるを得ない。筆者はリニア反対の立場ではないが、以下の問題を解決しない限り、リニア新幹線に乗るつもりはない。 非常口から外へ出た後に… 緊急時に使う南アルプストンネル(25キロ)の非常口が人命軽視とも言える状態で放置され、JR東海側に問題意識がうかがえないためだ。 代表的な非常口は、静岡県内8.9キロの区間に設けられた千石非常口(標高1330メートル)と西俣非常口(標高1530メートル)で、以下
日本マクドナルド株式会社 コミュニケーション&CR本部 サステナビリティ&ESG部 マネージャー 2001年入社。中野北口サンモール店店長、ハンバーガー大学インストラクター、人事(西日本地区担当)、エリア統括マネージャーなどを経て、2022年4月から現職。2024年4月からは大学で環境経済などを学ぶ。趣味はマラソンで、フルマラソンのベストタイムは3時間19分台。 フィレオフィッシュにも表示、MSC「海のエコラベル」ってなに? 水産物は人類にとって貴重なタンパク源であり、日本人の食卓には当たり前のように並んできました。ところが近い将来、身近な存在だった魚が食べられなくなってしまうかもしれません。 国連のSDGs(持続可能な開発目標)の目標14は「海の豊かさを守ろう」。地球の表面積の約7割を占める海。その海で育まれている水産資源は、今どのような課題に直面しているのでしょうか。 国連食糧農業機関
4月25日、くら寿司が銀座エリア初となる店舗「グローバル旗艦店 銀座」を出店した。日本の文化を発信するグローバル旗艦店としては国内6店舗目であり、通常店舗より和を意識した内装となっている。浮世絵や提灯を付けた屋台など、SNS映えを意識した装飾も目立つ。また、3貫で1200円の「特撰三貫『銀座』」のように、店舗限定メニューは強気の値段設定だ。銀座店の特徴と、その狙いを探っていく。 和風の内装に、現代風のSNS映えとエンタメも 銀座店は銀座エリアの有楽町駅にほど近い「マロニエゲート銀座2」の7階に位置する。店内の内装は白木をベースとしており、各テーブルには真っ白いのれんが垂れ下がっている。ロードサイドに構える通常の店舗より「和」を意識した内装だ。
気仙沼魚市場に1日、大島などで漁獲された旬のアサリ約570㌔が水揚げされた。数量としては今季最多で、地元スーパーや鮮魚店などに向けて出荷された。買い受け人は「みそ汁や酒蒸し、バター炒めなどにして味わってみては」とPRしている。 先週末に開口となった大島や、鹿折、唐桑の各沿岸の浅瀬などで採れた計569㌔が上場され、ネットに入れられて北売り場に並べられた。 気仙沼魚市場では4月に入って水揚げされるようになり、この日の水揚げ量は今季最も多かった。入札ではキロ平均600円ほどで取引され、「数量がまとまったことで、堅調だった相場も落ち着いた」(市場関係者)。 買い受け人によると、気仙沼湾のアサリは北海道など他産地に比べてサイズは小さめだが、「香りが良く、味も濃いのが特徴」。「購入後は水道水に塩を入れ、一晩浸しておくことで砂が抜け、食べやすくなる」と話している。
最新の研究で、スパイクトゥースサーモン(Oncorhynchus rastrosus)の復元図が示された。以前はセイバートゥースサーモンと呼ばれていたサケの仲間だ。(ILLUSTRATION BY RAY TROLL) 1972年、体長約2.5メートルにもなる史上最大のサケを発表した古生物学者たちは、この魚は陸を歩いていたサーベルタイガー(剣歯虎)の水中版だと考えた。サケの上顎(あご)から、2本の湾曲した歯が下向きに突き出ているとされたからだ。(参考記事:「絶滅動物サーベルタイガー、驚きの暮らしが判明」) しかし今、新たな研究により、1200万〜500万年前に生きていたこのサケ(Oncorhynchus rastrosus)の象徴的な顔が覆された。2本の印象的な歯が「鼻先」から、キョンやイボイノシシのように、横向きに突き出ていたと実証されたのだ。論文は4月24日付けで「PLOS ONE」に
あらゆる職業を更新せよ!──既成の概念をぶち破り、従来の職業意識を変えることが、未来の社会を創造する。「道を究めるプロフェッショナル」たちは自らの仕事観を、いつ、なぜ、どのように変えようとするのか。『転職の思考法』などのベストセラーで「働く人への応援ソング」を執筆し続けている作家、北野唯我がナビゲートする(隔月掲載予定)。 北野唯我(以下、北野):8席の店を開業してから、たった1年半で新宿の一等地に120席の店舗を構えるまでに。この成功を予想しましたか? 蛎田一博(以下、蛎田):誰も想像できませんよね。寿司の事業は9年前に起業した人材紹介会社でやっています。会社の信用があったので今の物件が契約できました。敷金だけで4000万円、初期費用で1億円以上かかっています。 北野:まったくの異業種から参入したのに、寿司屋の「大将」の風格が出来上がっていてすごい。 蛎田:これはコスプレだと思いますよ(
岩手県大船渡市三陸町越喜来の三平食堂(菊地憲行店主)は、三陸産のアカモクを使ったラーメンなどの新メニューを考案した。海の厄介者として漁業者を悩ませてきた海藻は高い栄養価と独特の食感が売り。味わい深い一品に仕上げた菊地店主(66)は「地元の資源を生かした商品ができた」と腕をまくる。 新メニューは、海藻「あったげ」そば、うどん、ラーメン(しょうゆ・塩)と冷やしの各種でいずれも800円。三陸産のアカモク、ワカメ、フノリをふんだんに使い、海藻が麺とスープに程よく絡む。 アカモクは食物繊維やミネラルが豊富で、免疫力の向上にも役立つとされる。船のスクリューや漁の網に絡まるため、漁師は敬遠してきた存在だったが、効能に着目した地元の知人がメニュー化を発案した。 問い合わせは同店(0192・44・2966)へ。 ◇ ◇ 記事全文は、5月1日付の岩手日報本紙をご覧ください。
「あなたの専属漁師」――。インターネットなどを通じて個人や飲食店から直接注文を受け、必要な分だけの魚介類を漁獲し直送する「完全受注漁」が注目を集めている。 「あなたの専属漁師」――。インターネットなどを通じて個人や飲食店から直接注文を受け、必要な分だけの魚介類を漁獲し直送する「完全受注漁」が注目を集めている。令和5年に本格導入した岡山県玉野市の漁師、富永邦彦さん(37)。市場に出荷していた頃に比べて水揚げは3分の1、操業時間も半分になったのにもかかわらず、売り上げはほぼ倍増、コストは30%減となった。富永さんは「漁業が持続可能な産業となって新規就労者が増えるよう、しくみを確立して全国に広げていきたい」と意欲を燃やす。 持続可能な漁業に 富永さんは、妻の美保さん(37)と「邦美丸」の屋号で胸上漁港で操業する。4~9月は底引き網漁、それ以外の期間は海苔の養殖・加工・販売を行っている。 大阪出身
能登半島地震では、土砂崩れなどで道路が寸断され、多くの集落が孤立状態になりました。 三方を海に囲まれた房総半島でも同様のリスクがあることが、県や自治体の調査で明らかに。 いつ来るかわからない大災害に必要な備えとは?詳しくお伝えします。 (千葉放送局記者・坂本譲) (2024年5月2日に記事を更新しました) 台風で孤立… 集落で進む対策 千葉県南房総市の山あいにある大井地区。120世帯余りが暮らしています。 2019年の台風災害の際には集落に続く道路がふさがり、数日停電するとともに、携帯電話も通じないなどの影響が出ました。 地域の自主防災組織「かわせみ」の事務局長・芳賀裕さんです。当時、行政からの支援も遅れた経験などから、住民同士で話し合いながら必要な災害対策を進めてきました。 芳賀裕さん 行政が機能しない、というのを前提にするのが最初の出発点です。 能登を見ているとやはり数ヶ月レベルでの復
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エースコックは6月10日、カップ麺「わかめだらけの海藻フェス わかめラーメン しょうゆ」を全国で発売する。 【関連記事】エースコック「ブタメン焼そば おとなアレンジ キムチ味フレーク付き」4月29日発売、別添ふりかけで“ちょっぴり辛い”味変も 1983年発売のロングセラー商品「わかめラーメン」ブランドから、3種のわかめ素材を使った新商品。希望小売価格348円(税抜)。 〈「わかめだらけの海藻フェス わかめラーメン しょうゆ」概要〉 「わかめだらけの海藻フェス わかめラーメン しょうゆ」は、具材に葉わかめと茎わかめを使用。さらに別添のわかめパウダー入りふりかけを加えて仕上げるカップ麺。 麺は120gの大盛り。滑らかでコシのある、歯切れの良い丸刃の麺を使っているという。 スープは、いりこや鰹のだしにオイスターの旨みを加えた、わかめと相性の良い魚介ベースのしょうゆ味に仕上げた。別添のふりかけに入
高水温の影響で水揚げが激減している陸奥湾ホタテはことし生まれた幼生の数もいまのところ平年の3割以下に落ち込んでいます。回復に取り組む漁師に密着しました。 ★菅原 厚キャスター 「いつもより10日遅れで始まったことしの水揚げ徐々に本格化してきています」 まいとし4月になると始まる1年物のホタテ「半成貝」の水揚げ。平内町漁協茂浦支所では先月10日にようやく始まりましたがまだ漁に出ていない船もあります。去年夏の高水温が長引いた影響で秋に行う稚貝の入れ替え作業が1か月遅れ、貝が十分に育っていないためです。 それよりも深刻なのが水揚げの激減です。 ★ホタテ漁師は 「ことしは大変 ホタテがさらに死んだ (去年に比べて)半分もないよ 全然ない少ない」 平内町漁協の先月の水揚げは稚貝不足の影響が既に出始めていた去年と比べても6分の1ほどに落ち込んでいます。 増やすためには生まれたばかりのホタテ「ラーバ」を
カイつまんで、ヒモときます――。そんなちゃめっ気たっぷりなフレーズを掲げて貝の魅力に迫る企画展が、東京都品川区勝島3丁目のしながわ水族館で人気を呼んでいる。6日まで。 18種約80点の生きた貝を、飼育員が作ったパネルなどで紹介する。地味なイメージをもたれがちな貝の美しさや意外な習性を伝えたいと職員が企画した。 例えば、ツメタガイの水槽にはエサとなるアサリも入れられている。タイミングが良ければ、ツメタガイが酸性の液でアサリの殻を溶かし、舌で丸い穴を開けて捕食する様子がみられる。水槽には「食欲が旺盛なことから、貝のギャングと呼ばれる」との説明が添えられている。 貝本来の姿を学べるように… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/
和歌浦漁業協同組合らと協力し、和歌山市片男波干潟のアサリ保護や生産活動に取り組む和歌山工業高校(和歌山市西浜)の化学技術クラブと、定時制の工業技術クラブの部員たちは4月27日、干潟を訪問。アサリの成長を願い、稚貝を守る作業を行った。 片男波干潟では2009年以降、エイやツメタガイの食害などによりアサリが減少し、潮干狩りが開催できていない。漁協と市は復活に向けてアサリの保護・育成に取り組んでいる。 同校によると、4年前に生徒たちが干潟を調査したところ、生物の宝庫だと思っていた干潟は、巻き貝ばかりで二枚貝がいなかったという。和歌浦でアサリが激減していることとつながりがあるのか、干潟全体を調査したいと和歌浦漁協に声をかけて活動が始まった。 観察を続ける中で、アサリの稚貝はいるが、天敵のエイに食べられるなどして育っていなかった。稚貝の多い場所を調査し昨年6月、部員が砂の中にいる1㍉ほどの稚貝を砂ご
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