先取り漫画ナビゲーション
これも名著。最近素晴らしい本に遭遇する確率が高くて嬉しい。この本も何度も読みなおすべき類の本ですね。 本書は読書技術を3レベルに分けて考えている。 基本読書 点検読書 分析読書 本書が扱うのは、一番高度な読み方である分析読書に関してである。 シントピカル読書ができることは、異なる結論を導き出すことの多いバイオサイエンス関係の論文読みには必須の能力ですね。 ものごとについて意見が一致するときには、共通意見が真実に近いと推定される。しかし、意見が一致しないときは、衝突している意見の中に全面的に真実なものは一つもないかもしれないし、そのうち一つだけが、全面的に真実で、ほかは全部間違っているかもしれない。しかし、また、それぞれの意見が、真実の一部分しかあらわしていない、ということもあり得る。 シントピカル読書にはパラドクスがある。 読むべき本が分からなければ、シントピカルに読むことはできない、シン
月初からはじめているメルマガ「ゆーすけべーラジオ」 の中でデザイン思考というテーマの連載を行っている。 そこで「デザイン」というもはやありふれた言葉を再考させられる素晴らしい本に出会った。 INFOBARや無印良品のプロダクトデザイナーとして有名な深澤直人氏の「デザインの輪郭」である。 デザインという言葉は現代のコンテキストからすると、2つの意味合いで使われることが多い。 一つは見た目のデザイン、もう一つはモノをつくる時のトータルなデザイン。 深澤さんが扱っているのは後者の方だ。 僕も今まで後者のデザインについて研究したり実践しようと努力したものだから、 多少なりとも語れるところがある。とはいえ、これが明確に論理的に言うってことが難しい。 深澤さんも少し抽象的な思惑や例え、比喩を使いながら工夫してそれを伝えようとしている。 中でも「行為に溶けるデザイン」が面白かった。 モノを使う人を観察す
宮田秀明著『仕事のやり方間違えてます』祥伝社、2004.5.10、1600円、 <成功を手にする「理系思考」10の法則> 【お勧め度】 ★★★★☆ このようなビジネス書は、これまでに百冊近く読んできた。この「立ち読み紹 介」では、そのうちのいくつかを紹介してきている。紹介するのは、読んでいて新 鮮さを感じるものであり、最後まで飽きないで読んだものがほとんどである。本書 も、読んでいて飽きさせない内容であった。 著者は、東大の教授で、工学系大学院環境海洋工学専攻とシステム創成学科を担 当する。ニッポンチャレンジ・アメリカズカップのテクニカル・ディレクターを務 めた。その経験をベースに、プロジェクト思考による仕事のやり方を教えている。 一読を勧めます。以下、私の気になった点を列挙します。 はじめに ・よくいわれているように、仕事がうまくいかない、失敗する原因は、ほんとう
オープンソースについてやいのやいのと騒がれているのを見ると、つい自分も口をはさんでしまいたい衝動にかられます。 でも、そうやってカッとなったときにいつも思い出すのが Linus の言葉です。 向上心もなくコードも書こうとしない人でもコメントはできるし、 こうするべきだとかああするべきだとか、そうしちゃいけないとか言うことも できるけど、結局はそういった声は問題にならない。唯一重要なものは コードなんだ。 http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Open-Voices-Linus-Torvalds-Part-I.txt 私は外でコードを書いているわけではありませんが、それでもコントリビュートすることはできます。 たとえワンライナーと蔑まれたとしても、ほんのわずかな行動でさえ、百の言葉より価値があると私は信じています。 どちらが生き残るかは歴史が証明してくれるでしょう
大学院の頃のとある半年間、講義には出席するがプロジェクト活動は特にしなくて よいという「半」休学期間があった。時間はたっぷりあったのだけれど、 僕の今までの性格だとつい怠惰な生活になりかねないと思っていた。 その時にとある本と出会った。自己啓発に少しでも興味のある人ならば知っているだろう 「7つの習慣」の実践本「人生は手帳で変わる - 3週間実践ワークブック」という書籍だ。 タイトル通り毎日少しずつ読んでそこに書かれているちょっとした実践を行うことで、 人生が変わるよ、と提案している。 実はこれ、著者達の発売するフランクリンプランナーを買わせるための宣伝本も兼ねているのだが、 その件については後述する。 3週間のワークショップを、だまされたと思って僕もやってみた。 本に書かれている質問には素直に答え、本に直接書いていくことでだんだんと根本の考え方である 「7つの習慣」も理解しつつやりたいこ
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
TOPICS Programming , Web , Python 発行年月日 2008年07月 PRINT LENGTH 392 ISBN 978-4-87311-364-7 原書 Programming Collective Intelligence FORMAT Print 本書は現在注目を集めている「集合知(collective intelligence)」をテーマにした書籍です。機械学習のアルゴリズムと統計を使ってウェブのユーザが生み出した膨大なデータを分析、解釈する方法を、基礎から分かりやすく解説します。本書で紹介するのは「購入・レンタルした商品の情報を利用した推薦システム」、「膨大なデータから類似したアイテムを発見し、クラスタリングする方法」、「数多くの解決策の中から最適なものを探し出す方法」、「オークションの最終価格を予想する方法」、「カップルになりそうなペアを探す方法」、
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
「ミニマルPerl」とは、Perlの実用性とパワーはそのままに、小さくシンプルにまとめたPerlのサブセットである。この「ミニマルPerl」というアプローチによって、読者は「必要以上にPerlを学ばなくても有益なプログラムを書けるようになる」(「本書について」より)。 本書はそんな新しいPerlの本である。Unix/Linuxユーザを主な対象に、一般的なデータ処理のための実用的なPerlスクリプトを書きながら、Perlプログラミングのポイントを詳しく解説。Perl習得に必要な知識を深く掘り下げる。Perl入門者だけでなく、Perlに再入門したい読者にとっても最適である。 本書に寄せて まえがき 本書について 1部 Unix/LinuxユーザのためのミニマルPerl 1章 ミニマルPerlの概要 1.1 パーリスタン探訪記 1.1.1 プロのガイドが必要な場合もあって 1.2 シンプルなPe
米Yahoo!のパフォーマンス担当責任者が導き出した「高速サイトを実現する14のルール」を実例とともに紹介します。サイトの高速化と聞くと、サーバ負荷分散などバックエンドで実施する大掛かりなパフォーマンスチューニングを思い浮かべますが、じつは待ち時間の80%はフロントエンドの処理に費やされています。ここで紹介する明解なルールに従いさえすれば、この時間を大幅に削減できるのです。本書では、ブラウザとサーバの通信の仕組みからわかりやすく解説し、14のルールに従うことでなぜ高速化できるのかを論理的に解明しています。 翻訳者によるサポートページ。 訳者まえがき 本書に対する賞賛の声 推薦の言葉 まえがき A章 フロントエンドのパフォーマンスの重要性 A.1 ウェブページのパフォーマンスを追跡する A.2 時間はどこで使われたのか? A.3 パフォーマンス改善の鉄則 B章 HTTPの概要 B.1 圧縮
多少ネタ臭がするかもしれないけど、意外とまじめに選んでみた。文系・理系は特に意識してない。あとプログラム方面の話とかExcelのtipsみたいな分野も選んでない。 追記:いただいたコメント等について(1/2) - I 慣性という名の惰性 I 「産業構造」というものを理解するための本 自分のいる業界とか、自分の部署がやっている仕事とかを理解しようとするときの土台になる考え方を身に付けるために読む本。この土台部分がないまま日経新聞とか日経ビジネスとかを読んでも無駄無駄無駄無駄無駄無駄。業界分析本とかも同様。 自分の所属する産業が現在どういうステージにあって(成長とか衰退とか)、そのなかで自社はどういうポジション(業界のリーダーなのか泡沫なのか先行者なのか追随者なのかとか)にあるのかを把握することがまずは大事。まあ本当ならエントリーシート書く前にちゃんとやっとけという話ではある。 上司にこの手の
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
「スティーブ・ジョブズ - 偶像復活」読み終わりました。 スティーブ・ジョブズの良い功績は、周りを見まわせば簡単に目に入るし、彼を褒めちぎる文章にもたくさん出会えるでしょう。ただしときどき漏れ聞こえてくる、ジョブズの良くないエピソードにも少し耳を傾けると、物事の色々な側面が見えて勉強になると思いました。 この本に書いてあることが本当だとしたらジョブズとは絶対に一緒に働きたくない。たくさんの人が証言しているのできっと本当なのでしょう。僕はどうやらこういう盲信が嫌いみたいです。 ジョブズの良くないエピソード例 自分の間違った直感で他人を無理やり振り回す。(これは振り回される人も問題) 他人の時間をごっそり奪い、さらに忠誠を誓わないと、たとえ初期から貢献している社員でもストックオプションを渡さないなどの行動に出る これで本当に上場したのに金持ちになれなかった人がいる 他人の手柄を全部自分の手柄し
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
Computer History Museum(シリコンバレー)が所蔵しているヴィンテージコンピュータをユニークな手法で撮影した写真集。誰も見たことがない圧倒的な質感とディテールで、50年に及ぶ計算機の進化を映し出す。ENIAC、UNIVAC 1、IBM System/360、DEC PDP-8、Altair 8800、Cray、Apple I、そしてGoogle最初の運用サーバまで、30数台のコンピュータを収録。 序文 Z3の加算機、Z23コンピュータシステム ENIAC UNIVAC 1 WISC Johnniac コアメモリ SAGE NEAC 2203 Minuteman 1 Guidance Computer Philco 212 IBM System/360 Apollo Guidance Computer DEC PDP-8 DD P-116 CDC 6600 Interfa
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
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