転落の原因は何だったのか? フジテレビの低迷に歯止めがかかったような気がする。最近、酒席を伴にした他局のテレビマンも「フジに変化が見える」と語っていた。改革に本腰を入れているのだろう。今後は徐々に上昇に転じるのではないか。 視聴率と営業成績が著しく悪かったのは昨年だったものの、真の意味でのフジの“底”は2013年だったと思う。50代になったW浅野が主演したスペシャルドラマ『抱きしめたい!Forever』を放送した年である。 同作の連続ドラマ版が大ヒットしたのは1988年。放送から25年も過ぎた連ドラの続編をわざわざ放送したのには驚いた。しかも作風は昔のまま。フジが自分たちにとって良かった時代を懐かしむために制作したようにしか見えなかった。 このドラマの放送についてはフジ内部からも批判の声が上がっていた。それは上層部も知っていたはず。部長クラスの社員から「フジテレビ改造計画を記事にしてよ」と
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