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2017年1月30日のブックマーク (4件)

  • 「音楽不況」の今、アーティストがむしろ生き残れる理由

    <「最近のヒット曲ってなに?」を出発点に音楽業界の状況やメディアのあり方、J-POPの変遷を検証した『ヒットの崩壊』は、多くの共感を得られた1冊> 『ヒットの崩壊』(柴 那典著、講談社現代新書)は、「ヒット」という角度から、音楽業界の状況やメディアのあり方などを多角的に検証した新書。著者は、ロッキング・オン社を経て独立した音楽ジャーナリストである。 印象的なのは、音楽不況だといわれる現状を、「最近のヒット曲ってなに?」という素朴な疑問を出発点として捉えている点だ。多くの人が気にかけているであろうその問題を、緻密な取材と観察眼を通じて広い視野で掘り下げているのである。 ここ十数年の音楽業界が直面してきた「ヒットの崩壊」は、単なる不況などではなく、構造的な問題だった。それをもたらしたのは、人々の価値観の抜的な変化だった。「モノ」から「体験」へと、消費の軸足が移り変わっていったこと、ソーシャル

    「音楽不況」の今、アーティストがむしろ生き残れる理由
  • 国民的ヒット曲が生まれない時代のヒット作品の「新しいルール」 | 文春オンライン

    星野源『恋』、ピコ太郎『PPAP』、『君の名は。』、『シン・ゴジラ』。久々に国民的ヒットと呼べる作品が各ジャンルで続出したばかりという、絶好のタイミングでの刊行と言えるだろう。書のタイトルは『ヒットの崩壊』だが、それはこれまでのヒットの法則が無効になったことを指摘したもの。冒頭に挙げた作品群は「新しいルール」の中で生まれたヒットであり、書はその「新しいルール」の解説書的な役割も果たしている。 著者の柴那典はロッキング・オン社出身の売れっ子音楽ジャーナリスト。小室哲哉、いきものがかりの水野良樹、地上波テレビ音楽番組のディレクター、レコード会社や事務所のエグゼクティブらへの周到な取材を通して、現在のヒットの構造をあぶり出していく。ちなみに00年代以降のロッキング・オン社はそんなヒットの構造の中心にあるフェス・ビジネスにおいて、出版社の枠組を超えて大きな成功を収めている会社だが、同社出身の著

    国民的ヒット曲が生まれない時代のヒット作品の「新しいルール」 | 文春オンライン
    kana-boon
    kana-boon 2017/01/30
  • 実験できない研究室【調査報道:ブラックラボとは何か①】 - 東大新聞オンライン

    昨年、東大の卒業生であり広告大手電通の新入社員の女性が自殺した事件をきっかけに、ブラック企業に関する話題が注目を集めた。企業の労働環境の見直しを求める声が高まる一方、大学の研究環境や労働環境が議論にあがることはあまりない。 理系の学生の間では、ハラスメントが横行する・長時間研究室にいることを強制するといった研究室は「ブラックラボ」と呼ばれる。しかし、何をもって「ブラック」とするかは一概に言えず、個人の主観を排せないため「ブラックラボ」という言葉の存在自体が学生の甘えの発露であるとも批判される。 ブラックラボは果たして実在するのか、それとも都市伝説じみた虚構なのか、この連載を通して調査し、研究室におけるブラックさとは何か考察する。今回は数年前東大の大学院を卒業した方に話を聞いた。 とあるバイオ系の研究室の事例 数年前までバイオ系の研究室に属していたというAさん。Aさんは学部4年のときにその研

    実験できない研究室【調査報道:ブラックラボとは何か①】 - 東大新聞オンライン
    kana-boon
    kana-boon 2017/01/30
  • ダライ・ラマ、ザッカーバーグ…私が世界の超大物たちの同時通訳を務めるまで | MILESTONE | 現代ビジネス [講談社]

    ダライ・ラマ、ザッカーバーグ…私が世界の超大物たちの同時通訳を務めるまで ERIKO SEKIYA 関谷 英里子 2017.01.30 Mon 同時通訳者として、多くの名だたる著名人と仕事をしてきた関谷英里子氏。 元アメリカ合衆国副大統領アル・ゴア氏をはじめ、ダライ・ラマ14世やフェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグ氏、同COOシェリル・サンドバーグ氏、「近代マーケティングの父」フィリップ・コトラー氏——。 世界を切り拓かんとする人々のメッセージを、より的確に、より臨場感を持って伝えようと常に工夫と努力を重ねてきた。日の著名人からも「関谷さんの通訳はプレゼンの勉強になる」と、その評価は高い。 しかし、そんな彼女が英語圏で過ごした時間は、意外にも長くはない。6歳から3年弱、高校で1年間、イギリスで。それ以外は、普通の日人と同じように日のコミュニティで暮らしていた。英語学習に取り組ん

    ダライ・ラマ、ザッカーバーグ…私が世界の超大物たちの同時通訳を務めるまで | MILESTONE | 現代ビジネス [講談社]