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司法に関するkananakaのブックマーク (22)

  • 元トピ職人の釣り解説 • [コラム]「婚外子」相続差別違憲判断について小町脳的Q&A

    民法第900条4号の法定相続分について非嫡出子が嫡出子の1/2とするという規定が昨日最高裁判所で違憲であることが決定がされました。自分のタイムラインでも盛り上がりを見せている中、この違憲決定によって色々と問題も起こるのでは?という疑問の声もありました。 以下の、Togetterまとめは違憲決定にネガティブな反応を示した人を恣意的に集めたものでフルボッコになっていますが、よく分からないものに対してこういった反応があるのも理解できないことではありません。 「婚外子」相続差別違憲判断に憤慨する人々 - Togetter ということで、既に誰かが書いていると思いますが、分かりやすくQ&A形式で勝手に疑問に答えていこうと思います。当は小町で聞いてとお願いしたいところですが、小町だと検閲でなかなか引用は乗りにくいし、多分トピ立てできないですしね。コマッチャの知識を試す釣りトピを立てる釣り師がしばらく

    元トピ職人の釣り解説 • [コラム]「婚外子」相続差別違憲判断について小町脳的Q&A
    kananaka
    kananaka 2013/09/05
    『これじゃ法的に結婚する意味がない』と本気で思うなら、どうぞ離婚なり事実婚に切り替えるなり選択するなりすれば?と思ってしまう。家族から聞いたらすごい哀しい言葉だし、それこそ婚姻制度の冒涜では?
  • 「婚外子」相続差別 最高裁が違憲判断 NHKニュース

    両親が結婚しているかどうかで子どもが相続できる遺産に差を設けている民法の規定について、最高裁判所大法廷は「憲法に違反する」という初めての判断を示しました。 憲法違反とされたことで、明治時代から100年以上続く民法の規定は、改正を迫られることになります。 民法では、結婚していない両親の子ども、いわゆる「婚外子」は、結婚している両親の子どもの半分しか遺産を相続できないと規定されています。 これに対して、東京と和歌山のケースで遺産相続の争いになり、婚外子の男女が「法の下の平等を定めた憲法に違反する」と訴えて、ことし7月に最高裁判所の大法廷で弁論が開かれていました。 これについて、最高裁判所大法廷の竹崎博允裁判長は、決定で「相続を差別する民法の規定は憲法に違反している」という初めての判断を示しました。 大法廷は、平成7年に「憲法に違反しない」という決定を出しましたが、今回は18年前の判断を見直しま

    kananaka
    kananaka 2013/09/05
    子供の時に初めて民法のこの規定を知った時の衝撃、大人たちの社会への不信感ったら…。子どもでも憲法違反じゃ?って、すぐに気付いたくらいだった。長かった。すっかり年喰ったけど、生きてる間に聞けてよかった。
  • 認知症男性、線路に入り死亡 電車遅れで遺族に損賠命令 - 日本経済新聞

    認知症の男性(当時91)が線路内に立ち入り電車と接触した死亡事故で、家族らの安全対策が不十分だったとして、JR東海が遺族らに列車が遅れたことに関する損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(上田哲裁判長)は9日、男性のと長男に請求全額にあたる約720万円を支払うよう命じた。判決によると、男性は2007年12月、愛知県大府市のJR共和駅の線路に入り、東海道線の列車と衝突して死亡。男性は同年の

    認知症男性、線路に入り死亡 電車遅れで遺族に損賠命令 - 日本経済新聞
    kananaka
    kananaka 2013/08/10
    『「認知症は介護者が常に目を離さないことが前提』介護サービスが行き届いてない社会でこの言は、介護を苦にする自殺者や介護虐待を助長するし、介護者を離職前提にする。夜一睡も出来ない事も珍しくないのに。
  • 「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」という欺瞞 - akira-2008’s blog

    今朝、新聞を読んでいたら以下のような記事が載っていました。 福島・死刑判決:元裁判員がストレス障害 遺体画像で (毎日新聞 04月18日) 強盗殺人罪などに問われた被告に死刑を言い渡した今年3月の福島地裁郡山支部の裁判員裁判で、裁判員を務めた福島県の60代女性が、証拠調べで見た遺体のカラー画像などが原因で不眠症や欲不振に陥り、「急性ストレス障害(ASD)」と診断されたことが分かった。女性の弁護士によると、裁判員経験者が精神障害と診断されたのは初めてという。女性側は国に制度の見直しを求めるため、慰謝料など計160万円を求める国家賠償訴訟を仙台地裁に起こす構え。 元裁判員の女性は、裁判に参加中から不調を訴え「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」に連絡するも、交通費を自分で負担して東京に行かないと対面カウンセリングが受けられないと告げられ断念したとのことです。そして「裁判員の心のケア制度はあるの

    kananaka
    kananaka 2013/04/20
    東北から『交通費を自分で負担し、東京に行かないと対面カウンセリングが受けられない』とは余りにも余りにもな、おためごかし。裁判員のための制度と謳い、実体は自己保身。こういう時の適切な日本語。
  • ついになくなるか婚外子差別 - 日本経済新聞

    古くから日の法律に残る差別がついになくなる。そう期待していいだろう。「婚外子(非嫡出子)の相続分は嫡出子の2分の1とする」という民法900条の規定が法の下の平等を定めた憲法に違反するかどうか、最高裁が大法廷で審理することになった。15人の裁判官全員が審理に加わる大法廷は、最高裁が一度出した結論を再検討する必要があるときに開かれる。大法廷は1995年に民法のこの規定を「合憲」とする判断を示した

    ついになくなるか婚外子差別 - 日本経済新聞
  • つなごう医療 中日メディカルサイト

    中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社

  • ラクイラ地震裁判をめぐって

    3年前にイタリア中部で起きた地震を巡って、地震の発生前に国の委員会が安全宣言とも受け止められる情報を流し被害を拡大させたとして、専門家ら7人が過失致死などの罪に問われている裁判で、イタリアの裁判所は被告側の過失を認め、全員に禁錮6年の有罪判決を言い渡した。この件に関して、報道まとめと研究者を中心としたコメント。 8月18日に放送されたNHK「訴えられた科学者たち ~イタリア地震予知の波紋~」は10月27日(土)22:00~22:49に再放送。 http://www.nhk.or.jp/documentary/

    ラクイラ地震裁判をめぐって
    kananaka
    kananaka 2012/10/23
    『議事録によると、学者ははっきりとは断定していません。しかし動揺を静めたい行政はその言葉を都合よく解釈して「安全宣言」をしました。危機の中で、情報を握る側はどのような情報発信をするべきなのか。重い問い
  • 科学者らに求刑上回る禁錮6年=地震警告失敗で有罪判決―伊地裁 (時事通信) - Yahoo!ニュース

    【ジュネーブ時事】イタリア中部ラクイラで2009年4月に死者309人を出した大地震で、事前に住民に警告しなかったとして過失致死罪で科学者ら7人が起訴された裁判で、ラクイラ地裁は22日、全員に禁錮6年の有罪判決を下した。科学者らの判断が「不正確かつ不完全、矛盾に満ちている」と指摘。検察側求刑の禁錮4年を上回る厳しい判断を示した。 地元メディアによると、被告弁護士の一人は「判決は信じられない内容だ」と述べ、控訴する意向を明らかにした。 裁判は技術的に困難な地震予知をめぐり、科学者らに責任を問えるかどうかが争点となった。世界各国の5000人を超える科学者らが「科学を裁くことはできない」「専門家は責任追及を恐れ地震リスク評価に協力しなくなる」と批判していた。 訴えられたのは、自然災害リスクを評価する政府市民保護局の委員会メンバーだった著名地震学者、地球物理学研究機関のトップ、同局幹部ら7人。

    kananaka
    kananaka 2012/10/23
    もし待避勧告を出してて何も起こらず、経済社会国民生活に莫大な損害を与えた時はどうなの。やりきれない心情はわかるけど、何かのスケープゴートにされてない?
  • ドイツでは「子ども施設の子どもの騒音への特権付与法」が成立していた

    10月14日の朝日新聞東京版に『「騒音」苦情 悩む保育園 「対応に苦慮」世田谷区長のつぶやき反響』という記事が出た。それから1週間、この問題を掘り下げ、考えてみようという動きが出てきた。今日は、区内の私立高校の生徒から、学校で話し合ってこの記事を題材にディベートをすることになったというメールが届いた。また、記事について、何人かの方からご意見をいただいた。さらに、いくつかの雑誌で取材の申し入れもあった。古くて新しい問題を描いたこの記事を改めて読んでみよう。 『「騒音」苦情  悩む保育園 「対応に苦慮」世田谷区長のつぶやき反響』 ◆「対応に苦慮」世田谷区長のつぶやき反響 「役所に寄せられるクレームの中で、『保育園で子どもたちの声がうるさい』というものがあり、対応に苦慮している」「防音壁を作ったり、子どもを園庭に出さないということも起きている――」 8月25日、世田谷区の保坂展人区長がツイッター

    kananaka
    kananaka 2012/10/22
    メッセージ性の強い法律に育児中の親として長い目で見て嬉しく思うと同時に、法が今目の前で揺れる人の心に短期的に作用することはない限界に苦しくなる。「贅沢品」扱いだからこその『迷惑物』なのだろう。
  • アジア女性資料センター - 沖縄における米兵性暴力事件への抗議文

    昨日(10月17日)の首相官邸前緊急抗議アクションには、急なよびかけにもかかわらず、雨の中、約80名が参加しました。参加者のみなさん、広報にご協力いただいたみなさん、たいへんありがとうございました。以下、内閣府に出した抗議文です。 沖縄における米兵性暴力事件への抗議文 内閣総理大臣 野田佳彦 様 2012年10月17日 10月16日、沖縄で米兵2名が女性に対する集団強姦致傷容疑で逮捕されました。怒りで言葉もないとはこのことです。ごく最近の事件をふりかえるだけでも、2008年2月には14歳の少女と、フィリピン人女性が米兵の性暴力の被害に遭い、今年8月には海兵隊伍長が強制わいせつ致傷事件を起こしたばかりです。いったい何度、抗議をくりかえせばいいのでしょうか。 「再犯防止に努める」という米軍および日政府の口約束にもかかわらず、性暴力事件が何度も繰り返されるのは、最近のオスプレイ配備強行に端的に

    kananaka
    kananaka 2012/10/18
    『性暴力を容認する社会的風潮、女性に差別的な法制度は、沖縄の女性や子どもたちに対する性暴力被害を見えなくさせ、米軍基地をおしつける政策をささえてきたのです』
  • 家族をアテにする国の行く末は… - 桜井政成研究室

    姉殺害に求刑超え懲役20年判決 発達障害で「社会秩序のため」 大阪市平野区の自宅で当時46歳の姉を刺殺したとして、殺人罪に問われた無職大東一広被告(42)の裁判員裁判で、大阪地裁は30日、求刑の懲役16年を上回る懲役20年の判決を言い渡した。 判決理由で河原俊也裁判長は、約30年間引きこもり状態だった被告の犯行に先天的な広汎性発達障害の一種、アスペルガー症候群の影響があったと認定。その上で「家族が同居を望んでいないため社会の受け皿がなく、再犯の可能性が心配される。許される限り刑務所に収容することが社会秩序の維持にも役立つ」と量刑理由を説明した。 2012/07/30 18:05 【共同通信】 http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012073001002297.html 無縁社会に始まり、震災を経て「絆」が強調されるようになってきて、この国は何だか気持ち悪い雰

    kananaka
    kananaka 2012/08/12
    『今後ももしこの国が引き続き、家族を支援対象ではなく、福祉資源とだけ捉え続けるのならば、介護や育児のために仕事を辞めなければならない人は増え続けるでしょうし、少子化はますます進行するでしょう』
  • 内閣府調査会:「強姦は親告罪除外を」泣き寝入り防止求め- 毎日jp(毎日新聞)

    内閣府男女共同参画局の「女性に対する暴力に関する専門調査会」(会長・辻村みよ子東北大大学院教授)は9日、刑法の強姦(ごうかん)罪を、被害者からの告訴がなければ起訴できない「親告罪」から外し、捜査当局が職権で起訴できるよう法改正を求める報告書原案をまとめた。今後政府の男女共同参画会議で議論する。 強姦罪を巡っては10年12月に閣議決定された「第3次男女共同参画基計画」が、見直しを視野に入れた検討を関係省庁に求めていた。これを受けて調査会は昨年9月から11回にわたり、性犯罪対策について話し合った。 被害者の名誉やプライバシーを守る観点から、刑法は強姦罪を親告罪と定めているが、被害者自身が告訴を判断するため精神的に重い負担を強いられたり、被害者が子どもや知的障害者の場合は、裁判で告訴能力を否定される例もあり、関係者から「泣き寝入りにつながる」と指摘されていた。国連の自由権規約委員会は08年、強

  • そうか…死刑か… - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。

    光母子殺害事件、元少年の死刑確定へ…上告棄却 山口県光市で1999年に母子2人が殺害された事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し後の控訴審で死刑となった元会社員について、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、被告の上告を棄却する判決を言い渡した。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120220-OYT1T00751.htm?from=main2 光市母子殺害事件で死刑確定へ 村 洋さん「満足しているが、うれしいとかはない」 判決後、村さんは会見を開き、「今回、わたしたち遺族が求める死刑という判決が下されたことに関しては、遺族としては、大変満足しています。ただ決して、うれしいとか、喜びとか、そういった感情は一切ありません。反省の情があれば、わたしは死刑(判決)は下らなかったんだと思っています。あした、福岡の方のお

    そうか…死刑か… - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。
    kananaka
    kananaka 2012/02/21
    13年。事件が起きた時点で全員が被害者と語る彼の胸中を想う。彼を担いだ人、利用した人、代弁者を装い自身の鬱屈を晴らした人、妻子を喪くした彼の品行方正を暗に当然視してた人もまた、加害者に他ならない。
  • 中日新聞:両親未婚の子の「相続半分」は違憲 名高裁:社会(CHUNICHI Web)

    トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 両親未婚の子の「相続半分」は違憲 名高裁 2012年2月1日 09時51分 結婚していない男女の間に生まれた子(婚外子=非嫡出子)の遺産相続分を夫婦間の子(嫡出子)の半分とした民法の規定をめぐり、名古屋高裁が「法の下の平等を定める憲法に違反する」として、婚外子と嫡出子に同等の相続を認める判決を出していたことが分かった。 最高裁は1995年、規定を「合憲」と判断。同年以降、高裁レベルで違憲判断が出たのは、東京、大阪に次いで3例目とみられる。 名古屋高裁の判決は昨年12月21日。その後、司法関係者への取材で判決内容が判明した。判決は確定している。 この裁判は、婚外子の名古屋市の男性(70)が、父親の遺産分割の配分をめぐり提訴。一審・名古屋地裁豊橋支部判決は規定は合憲としていた。 判決理由で、長門栄吉裁判長はまず、規定の趣旨が「法律婚の

    kananaka
    kananaka 2012/02/01
    『結婚後に婚外子が生まれたケースとは別と判断』『家族関係に対する国民意識や婚姻の実情は法制定時から大きく変化…民法改正案や国際条約でも「嫡出であるか否かによって差別されない制度が求められている』
  • 集団強姦で2被告に無罪 「同意」否定できない、と判断 - MSN産経west

    大阪府八尾市で少女に乱暴したとして、集団強姦罪に問われた無職の男性被告(29)と会社員の男性被告(23)の判決公判が21日、大阪地裁で開かれ、水島和男裁判長は「同意があった」とする両被告の供述について「退けることができない」として、無罪を言い渡した。それぞれ懲役6年と同5年を求刑されていた。 2人は友人の少年らと共謀し、昨年7月、同市内の少年宅に知り合ったばかりの17歳だった少女を連れ込み、集団で乱暴したとして同12月に起訴された。 判決で水島裁判長は、現場の少年宅に家族が同居していた点を重視。強姦目的だったとすれば「騒がれないようホテルなどに連れ込むのが自然だ」とした。 事件をめぐっては、少年が今年6月、懲役3年以上5年以下の不定期刑を言い渡され、確定している。

    kananaka
    kananaka 2011/12/24
    家族が同居してたから、まさか酷いことにはならないと被害者が思ってた可能性は考慮しないのか。
  • http://neetetsu.com/archives/51775821.html

    kananaka
    kananaka 2011/12/03
    罪を憎んで人を憎まず、の難しさ。被害者への無神経さと開き直り発言の一方、勤労と賠償金返済、判決時の遺族の反応も忘れず、自分が墓参の場合の影響も見えないわけじゃない。人の心理とは斯くも複層的かつ重層的。
  • asahi.com(朝日新聞社):婚外子の相続差別は違憲 大阪高裁決定「家族観が変化」 - 社会

    印刷  結婚していない男女の子(婚外子=非嫡出〈ひちゃくしゅつ〉子)の相続分を、結婚している夫婦間の子(嫡出子)の半分とする民法の規定をめぐり、大阪高裁が「法の下の平等」などを定めた憲法に違反するとして、婚外子に同等の相続を認める決定をしていたことがわかった。  最高裁は1995年、婚外子をめぐる相続差別規定を「合憲」と判断。弁護団は「高裁でこの規定をめぐる違憲判断が出たのは95年以降、初めて」としている。  決定は8月24日付。嫡出子ら相手側は特別抗告せず確定している。  違憲判断が出たのは、08年末に亡くなった大阪府の男性の遺産分割をめぐる裁判。婚外子1人と嫡出子3人の配分が争点となった。大阪家裁は民法の規定を合憲として相続分を決定、婚外子側が抗告していた。  決定理由で赤西芳文裁判長は、95年の最高裁決定以後、家族生活や親子関係の実態は変化し、国民の意識も多様化していると指摘した。さ

    kananaka
    kananaka 2011/10/04
    ようやく出された判決。安堵と同時に、過度期の子どもたちが今まで以上のストレスに晒されないことを願う。
  • 妊娠中絶と男性側の負担(高裁判決) - ふか津もふきちの日記

    この高裁判決は、平成21年10月15日付。地裁判決(5月27日)から5ヶ月足らずで出てます。けっこうスピーディー。 判決に不服だとしてまず控訴したのは、B男側。なので「控訴人」とは「B男」のこと。その後、A子も「附帯控訴」をしてます(後述)。 高裁の結論は、地裁をそのまま支持。損害額の認定は完全に一審のとおりです。 事実関係について若干詳細な認定がされていますが、筋にはほとんど影響ないレベル。 高裁判決で示された法律論 高裁判決では、「条理」(裁判事務心得第3条-Wikipedia)から損害賠償責任がダイレクトに導かれることはねーよ、という地裁の判断を訂正し、この裁判事務心得第3条にいう「条理」が、損害賠償責任を導く根拠になりうることを一般論として認めました。 ただ、B男の損害賠償責任は、地裁と同様に不法行為に基づくものとして認めるので、「条理に基づく義務違反による損害賠償責任」の話はあ

    kananaka
    kananaka 2011/09/19
    続編に感謝。真剣に本文を読んでいたのに、注記2の部分にちょっと和んでしまった^^;
  • 妊娠中絶と男性側の負担(地裁判決) - ふか津もふきちの日記

    んなもん、体を傷つけるのは「母」の側なんだから、「父」も相応の負担をして当ったり前だろが。 という理屈が、法律的に(既存の枠組からのありきたりな解釈から)は必ずしもストレートには出てこない。さてどうしましょう、という問題に一定の決着というか指針が出たという話です。 この事件は一審・二審とも「父は損害賠償義務を負う」という結論ですが、このエントリーではまず一審について紹介します。 次のエントリーで、二審で示された法律論について紹介(予定)。 時系列 ・A子(30代前半)とB男(30代後半)は結婚相談会社のサービスの会員。B男からA子へ会いたい旨のアプローチ。 ・2007年2月3日、最初のお見合い。早速付き合うことに。 ・2月12日、2回目のデート。A子はバレンタインチョコを渡す。外後B男宅へ行くがこの日は肉体関係に至らず。 ・2月16日と23日、デート後にB男宅泊。2晩とも合意の上でセック

    kananaka
    kananaka 2011/09/16
    解説つきでわかりやすい。本文のみならず、注記のメール文が生々しい。
  • 日本弁護士連合会:東京電力株式会社が行う原発事故被害者への損害賠償手続に関する会長声明

    東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)は、年9月12日から、福島第一、第二原子力発電所事故被害者の内、仮払金支払者に対し、補償金請求にかかる書類一式の発送を行っている。今回の請求書式は個人向けのものであり、中小企業、個人事業者向けのものについては、今月中にも発送されるとのことである。 当連合会は年9月2日付け会長声明において、東京電力の損害賠償基準に関する問題点を既に指摘しているが、今回、被害者に送付された請求書式及びその請求手続については、さらに以下のとおり問題がある。 第1に、この請求書自体が、居住していた土地・建物等が、放射性物質の汚染によって居住できなくなり、そのため財産として価値が減少している場合の補償等、「中間指針」においても賠償の対象とすることとされている最も重大な損害について、請求できる書式となっていない。仮に今回の請求に対する賠償提示に合意した場合、これらの損害

    kananaka
    kananaka 2011/09/16
    今回の賠償請求手続き書類作成にあたって、東電側は弁護士を絡めていたのだろうか。その結果が、この書類?