夢詩壷 (掲載サイト:唐草銀河 磯崎愛 様) 15/01/07 作者様による削除を確認。 30代独身OLの姫香は、古道具屋 「時任洞」 の常連だ。そこには読書好きの獏がいて、どんな夢でも見ることができるという 「壷」 を売っていた。姫香はその壷をあずかってから奇妙な夢を見るようになる。(あらすじ サイト様より) 獏と主人公の読書談義から一気に引き込まれました! 主人公の過去が語られると同時に、源氏物語や洋楽談義などあちこちに話が飛ぶのですが、そのキャラ同士の会話が妙に楽しい。知らない作品のことでも (SF小説とか) すんなり頭に入ってきます! にしても、フェルメールやセルジオ・ロッシ、ビヨンセ、クトゥルー神話を同じような扱いで語る小説は、オンオフ通して初めて見た。作者様の知識の広さに驚愕! そして 「メタ小説」 の側面も持つこちらの作品、作者様自身のモノローグや、自らの役割についてキャラが