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読み物に関するkananakaのブックマーク (12)

  • 夢詩壷 | おすすめ★ネット小説

    夢詩壷 (掲載サイト:唐草銀河 磯崎愛 様) 15/01/07 作者様による削除を確認。 30代独身OLの姫香は、古道具屋 「時任洞」 の常連だ。そこには読書好きの獏がいて、どんな夢でも見ることができるという 「壷」 を売っていた。姫香はその壷をあずかってから奇妙な夢を見るようになる。(あらすじ サイト様より) 獏と主人公の読書談義から一気に引き込まれました! 主人公の過去が語られると同時に、源氏物語や洋楽談義などあちこちに話が飛ぶのですが、そのキャラ同士の会話が妙に楽しい。知らない作品のことでも (SF小説とか) すんなり頭に入ってきます! にしても、フェルメールやセルジオ・ロッシ、ビヨンセ、クトゥルー神話を同じような扱いで語る小説は、オンオフ通して初めて見た。作者様の知識の広さに驚愕! そして 「メタ小説」 の側面も持つこちらの作品、作者様自身のモノローグや、自らの役割についてキャラが

  • 課長の告白

    「私は君たちを性の対象としてしか見ることができない。申し訳ない」 そう言って課長は、会議室に集めた女性社員たちに深々と頭を下げた。「課長、頭を上げてください」 女性社員のひとりが声をかけたが、課長は「頭を上げることはできない。当に申し訳ない」と頭を下げ続けた。 「課長、私こんな話聞きたくありませんでした。幻滅です」「私もです」「課長、最低!」 女性社員たちは口々に嫌悪感をあらわにした。「大体どうしてこんなことを……」 それはもっともな疑問だった。しかし課長は頭を下げながら「申し訳ない」と繰り返すばかりで、疑問に答えることはなかった。 「一体何の騒ぎかね、これは」 会議室の入口に部長が立っていた。部長は女性社員に囲まれ頭を下げる課長の姿に眉をひそめた。「説明してもらおうか」 低く威厳のある声が会議室に響いた。しかし課長は頭を下げたまま黙っている。不穏な空気が会議室に漂い始めていた。 「君、

    課長の告白
    kananaka
    kananaka 2011/12/31
    ………ぶ、ぶちょー(゜ロ゜;
  • 皆既月食実況俳句 - 蟹亭奇譚

    寒月を窓越しに見る子かな 窓舐めるの向うに冬の月 かじかむ手されど今夜は月祭り 着ぶくれてじっと待ってる観月会 月蝕の待ちきれぬ間の燗酒かな 月影に甍は白し冬の夜 北風の止みし瞬間紅き月 満天の星を見上ぐる寒き夜

    皆既月食実況俳句 - 蟹亭奇譚
    kananaka
    kananaka 2011/12/13
    物心ついて以来、天気がよければ天体ショーを見逃したことなどなかったのに、今回初めて涙を飲みました。理由は…幼な子の夜泣きやむ頃月もどる(涙)
  • あるクリスマスの日の出来事です。 うちには6才の息子がいます。 ... - mika1379 ♫ Tumblr・Scrapbook

    "あるクリスマスの日の出来事です。 うちには6才の息子がいます。 我が家では、クリスマスイヴの夜、子供たちが寝静まった枕もとに おもちゃをそっと置いて、翌日の朝、子供たちが目を覚ました時に、 おもちゃを見つけて、「わ~、サンタがきた~!」 と、喜び、そして、 そのおもちゃで遊ぶ、ということを年中行事にしていました。 その年もまた、同じように、子供たちの枕もとにおもちゃを置きました。 寝静まってから・・・。 次の朝、子供たちが起きた時に、「わ~、サンタがきた~!」 と いつもと同じ光景が起こると思っていました。 そう信じていました・・・。 買ったおもちゃは、子供用のコンピューターでした。 そのコンピューターの電源を入れた時に、事件が起こりました。 電源をいくら入れてもつかないんです。 壊れていたんです。 お昼になるのを待って、買ったおもちゃ屋さんに電話を入れまし

    kananaka
    kananaka 2011/11/30
    時としてサンタは大人たちのところにもやってくる、『夢と感動』を携えて。
  • エヌ氏の一日

    エヌ氏の一日は、「いいね!」ボタンをクリックすることから始まる。 「いいね!」ボタンは、エヌ氏が参加している仮想世界上の友達の日記やひとりごとつぶやき機能についているお手軽評価ボタンのことだ。 エヌ氏の友達は、熱心に仮想世界上の日記に日々のできごとを綴っていた。 朝ごはんにべたもの、今いる場所、気がついたこと、天気のこと、や花の写真とありとあらゆるものが仮想世界上の日記としてほぼリアルタイムに書き込まれていた。 エヌ氏は仮想世界上の友達との友好的なコミュニケーションを円滑に果たすために、早起きしてエヌ氏が就寝してから起きるまでの間に書かれた日記にたいして、「いいね!」ボタンを次々と押していった。 来は、どういうふうに「いいね!」なのかを感想コメントとして残すべきなのだが、何せエヌ氏が読まなければならない日記の量は膨大で一日のうちのかなりの時間をそれに費やしていた。そんな状態だったので

    エヌ氏の一日
    kananaka
    kananaka 2011/07/29
    いつの時代も、この上もない真剣さはいささか滑稽で、「こんなの、ありえない」と笑ってる傍から嘘寒さが忍び寄る。どこにでも落ちている日常と人の心の機微ある限り、「エヌ氏」は不滅。
  • 東京残雪録 - islecape | パブー

    暑くてうだるので作りました。ブログの再録ですが、パブーで見るとわりあいうまい具合にページが区切られているようで(PDFとかはぜんぜん確認してません)。 オリジナル⇒http://d.hatena.ne.jp/islecape/20100204/p1 続編のようなもの⇒http://d.hatena.ne.jp/islecape/20110216/snowthinker

    東京残雪録 - islecape | パブー
    kananaka
    kananaka 2011/06/22
    しばしタイムスリップ、夏の白昼夢を堪能。私は雪像の夢を見たのか、それとも雪像が私の夢を見ているのか^^
  • すごく不謹慎なことを書く。

    ようやく、原発事故も収束の兆しが見えてきたのだろうか。ぼくの知り合いでも東京から脱出した人も多くいて、感受性が強いというのはたいへんだなぁ、と冷静を装っている。このへんはもはや「誰をどれくらい信じるのか」というイデオロギーにも似た問題であり、ぼく自身としては「さすがに東京で死人が出るほどの事態になれば政府も『逃げろ』って言うでしょ、常識的に考えて」と思っているので、自宅で淡々と週明けの仕事を待っているという状態だ。ガソリンがないので週末の日課になっていた映画のレイトショーにも行けない。そもそも上映しているのかどうかも知らないけれど。 ところで、今日は一時的に震災報道が途切れた。 それまで意識していなかったけれど、震災当日にほうほうのていで帰宅してからというもの、ぼくはテレビに釘付けだった。通勤中はラジオとTwitterで常に情報を入れていたし、寝室でもUstreamでNHKとTBSを2窓で

    すごく不謹慎なことを書く。
  • 変化 - ohnosakiko’s blog

    1年くらい前から妙に、音がよく聞こえるようになった。最初は夫とテレビを見ている時だった。音声がうるさく感じる。「もう少し音量絞って」と言うと変な顔をされた。 朝、ちょっとした外の物音で目が覚めてしまう。雀のさえずりが、ものすごく明瞭に聞き取れる。授業中、教室の一番後ろで寝ていた学生の寝息が聞こえてきてびっくりした。鼾ではない。 家にいると、遠くの方で小さい子どもの泣いているのが手に取るように聞こえる。その子どもをお母さんがあやしている声。そのうち、風で庭木の葉がかすかにそよぐ音や、玄関先で飼い犬が身じろぎした音まで聞こえるようになった。前はそんなもの聞こえなかった。 ちょっといろんなことに神経過敏になっているのか、いや更年期障害が始まったのかと思っているうちに、それにも慣れてきた。 聴覚だけではない。寝る前にストレッチをするのだが、この1年くらいでやけに体が柔らかくなってきた。脚を投げ出し

    変化 - ohnosakiko’s blog
    kananaka
    kananaka 2011/02/23
    ネタバレ防止のため、これ以上のタグは控える。『変化』なだけあって、「変身(byカフカ)」程のダメージはなく。ヒトとはかくもフツーに受け容れ順応してまうものよ。
  • 長文日記

    kananaka
    kananaka 2011/01/20
    最後のオチ?で破顔したのは、お二方&みどりさんだけではないはず。
  • クリスマスで連想した映画の感想を書くよ - 窪橋パラボラ

    ねたばれ注意報。 三十四丁目の奇蹟 三十四丁目の奇蹟 [DVD] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2006/03/10メディア: DVD購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る クリスマスといえばサンタクロース、サンタクロースの映画といえば三十四丁目の奇蹟ですよ(独断)! 1947年の白黒映画で、47年後の1994年にリメイクもされている。息が長いですね。サンタが当にいるのかって話にはよくなるけど、じゃあ実際に目の前に「自分は物のサンタだ」と主張するおじいさんが現れたらどうなるのかという話。 あらすじはこんなかんじ。大手デパートがサンタ役として雇ったおじいさん、クリス・クリングル*1は、それはもう完璧なサンタっぷりで子供達のハートをわしづかみ。親御さんたちの評判も上々、デパートの売上もうなぎのぼり。雇い

    クリスマスで連想した映画の感想を書くよ - 窪橋パラボラ
    kananaka
    kananaka 2010/12/29
    365日、大して変り映えのない日々を営んでると思っている自分にも、去年と今年で違う一日が待っていて。出遅れましたが、今年もクボハシ氏のクリスマス特集が読めて嬉しいデス^^
  • 猫も杓子も - 備忘録の集積

    私が書斎の掃除を万事のこりなく終えて台所と居間の手入れをこちらは手抜きにて仕上げた後にコーシーなど淹れて書斎に戻ってみれば、風を通しておくために開け放していた窓から入り込んだのか黒が一匹通販で買ったロッキングチェアの上に座して前足で机の上に開かれていたのペエジをめくっているではないか。角張って場所ばかり取っては不注意な私の小指の爪をたびたび砕いてきた巨大な机は廊下から書斎へ通じる戸と向かい合わせになっていたので、私と君も面と向かい合うこととなった。しかしそこはふてぶてしい君であった。一寸、私に注意を向けたふうであったにも関わらず、そんな仕草すらなかったと断じるがごとくペエジに目線を落としているのである。私がゆっくりと近づいて、手に持っていたコーシーカップを机の端に置くと、まァこういった意味深な君にはありがちなことなのだが、上目遣いの一瞥をくれた後、流暢な人語で口をきいた。 「貴兄

    猫も杓子も - 備忘録の集積
    kananaka
    kananaka 2010/08/16
    真夏の白昼夢に紛れ込んだような読後感。猫君の仕草や表情が目に浮びました。
  • あたしブスの気持ちわかんない。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    四月十五日午後三時都内某所、ふきすさぶ風がまったく似合わない私はカフェに避難していた。そこで。 「私、自分でいうのもなんだけど美人だと思うー」「ふーん」 そんなやりとりから、隣にいた二人組の会話が気になりはじめた。アイスコーヒーのストローをくわえながら、目を合わさぬよう様子をうかがうと高校の制服が向かい合って座っていた。足下に高校のロゴがプリントされたバッグ。足の付け根まで見えそうなミニスカート。 その、足を広げたる角度、べらべらよくしゃべる方は八十五度、もう一方の寡黙な方も八十四度くらい、たいていのミニスカ女性のそれはほとんど鋭角であることを鑑みれば、大変に下品。デンジャラスな匂い。大言を吐く根拠たる顔面は気になるが、やめ。やめ。こういう女子高生からはよくわからない仕打ちをされるもんよ。 「私さー美人はベストセラーで、ブスはロングセラーだと思うー」「へー。賞味期限短いんだね」「そーなの!

    あたしブスの気持ちわかんない。 - Everything You’ve Ever Dreamed
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