渋滞解消のための立体化工事が昨年12月12日に完了しトンネルが全線開通した原宿交差点(横浜市戸塚区)で、今回開通した国道1号下り線の渋滞がほぼゼロにまで解消されたことが28日、分かった。開通1カ月後の交通状況を国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所が調査、結果を公表した。同上り線や交差する環状4号の上下線とも同様の状況で、同事務所は県内ワーストだった原宿交差点の渋滞を「解消されたと言える」としている。 調査は、開通前が昨年11月25日、開通1カ月後は今月12日に、午前7時台から午後6時台まで行われた。 国道1号の下り線の渋滞の長さは、開通前はほぼ毎時で1・5キロを超え、午前8時台には2・9キロにも及んでいたが、開通後の調査では平均10メートルにも満たない。 通過にかかる時間は開通前に比べ最大22分短縮。これは通勤などで混み合う午前8時台で、開通前は平均毎時11キロだった走行速度は、同