首都2日で制圧、死傷者5万人も ロシアのウクライナ侵攻で―米分析 2022年02月06日12時28分 ウクライナ国境に近いベラルーシ南東部に集結する軍部隊(マクサー・テクノロジーズが4日公開した衛星画像)(AFP時事) 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は5日、米軍や情報機関の分析として、ロシアがウクライナに侵攻した場合、首都キエフは2日以内に制圧され、市民最大5万人が死傷する可能性があると報じた。避難民も最大500万人に上ると予想され、深刻な人道危機が生じるのは避けられないとみられる。 首都緊迫、「戦う用意ある」 民間人も軍事訓練―ウクライナ在住元大佐 ロシア軍は着々とウクライナ国境地帯の部隊を増強している。関係者によると、2週間前は60個大隊戦術群が配置されていたが、4日時点でその数は83個に増加。補給や医療支援部隊数万人も待機しており、総兵力は10万~13万人に上ると