東京港臨港道路南北線は、東京都及び国土交通省が整備した中央防波堤地区と有明地区を結ぶ道路です。開通前日の2020年6月19日、報道関係に現場公開が行われました。 東京港では輸出入におけるコンテナ貨物の取扱量増加に対応するため、中央防波堤外側地区に新たなコンテナターミナルを整備しています。一方、中央防波堤地区へのアクセスは東京港トンネルや東京ゲートブリッジが整備されているものの、中央防波堤地区と有明地区を南北方向に結ぶアクセスは青海縦貫線(第二航路海底トンネル)のみとなっていました。 青海縦貫線はコンテナ貨物の輸送車両の集中で顕著な交通混雑が発生しており、今後のコンテナ貨物量の増加や中央防波堤地区の開発に伴って、周辺ではさらなる激しい交通混雑が予想されます。新たな南北方向のアクセスとなる東京港臨港道路南北線及び接続道路(東京港海の森トンネル、海の森大橋)を整備することで中央防波堤地区における