製品に「AI」の説明を付けると人々を遠ざける可能性があることが示された新研究が発表された/gorodenkoff/iStockphoto/Getty Images (CNN) 人類の新たな開拓地としてIT大手が大金をつぎ込んでいる人工知能(AI)分野だが、製品やサービスを紹介する際にAIに言及すると消費者の購買意欲が下がる可能性があることがわかった。 今回発表された研究ではさまざまな年齢層の参加者を抽出して同じ商品を見せた。唯一の違いは、一方は「ハイテク」という表現を、もう片方は「AI」という表現を使っている点だ。 ワシントン州立大のダゴン・ガーソイ教授(ホスピタリティー企業経営)はCNNの取材に対し、「掃除機やテレビ、消費者サービス、医療サービスなどを調べた。どの場合でも商品の説明でAIについて言及すると、その製品やサービスを購入または利用する意欲が大幅に低下した」と述べた。 今回の研究