「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。
ウクライナが仕掛けたと繰り返すプーチン ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12月7日、ウクライナ侵攻について「戦争はわれわれが火ぶたを切ったのではなく、2014年にウクライナで権力を握った(親欧米派)政権が開始した」と主張した。 プーチン氏は、親ロシアのヴィクトル・ヤヌコビッチ政権が倒れた8年前のウクライナ政変を、欧米による旧ソ連圏での「カラー革命」*1と見なしている。 *1=カラー革命(Color Revolution)とは、2000年頃から旧ソ連の共和国や中東諸国において、独裁や腐敗の横行する政権の交代を求めて起こった民主化運動の総称。色や花の名を冠したものが多いことから生まれた呼称で、「色の革命」「花の革命」とも呼ばれる。キーウ(キエフ)のマイダン広場の集会デモが発端となったことから「マイダン革命」とも呼ばれている。ヤヌコビッチ氏は国外に逃亡し、ロシアに亡命した。 2022年2月
プーチン大統領が核兵器の「先制不使用」の方針を正式変更する可能性を示唆した/Contributor/Getty Images (CNN) ロシアのプーチン大統領は10日までに、紛争において核兵器を先制使用しないという軍事ドクトリンを正式変更する可能性を示唆した。プーチン氏のこうした発言は今週2度目。 プーチン氏はキルギスの首都ビシュケクで行った記者会見で、米国の戦略には「予防的攻撃」の方針があり、文書に明記されていると主張。一方、ロシアは予防的攻撃を採用しておらず、自国の戦略の中で報復攻撃の方針を明示していると述べた。 ロシアが自国に向かう核ミサイルの発射を確認し、その直後に報復したとしても、敵の弾頭がロシア領に着弾する事態は避けられないとも指摘した。 さらに、米国の政策では敵の報復能力を除去する「武装解除的」核攻撃の可能性を排除していないが、ロシアのドクトリンでは核兵器使用を最後の手段と
ロシアのプーチン大統領は25日、モスクワ郊外の公邸で、ウクライナ侵略を続けるロシア軍の兵員補充のため招集された動員兵の母親らと初めて懇談した。プーチン氏は「痛みを共有している」と述べ、兵士の家族に寄り添う姿勢をアピールした。一方で「人は必ず死ぬものだ」と述べ、兵士の生命を重視していないように聞こえる発言もあり、動員の長期化や拡大への懸念が強まる形になった。 【動画】道路に置かれた地雷に気づかなかった?…ロシア軍の戦車が爆発 プーチン氏は「ロシアでは年間約3万人が交通事故で死んでおり、アルコールでも同程度、死者が出ている」と語り、「重要なのは、どのように生きたかだ」と訴えた。侵略の今後に関しては「我々は目標を達成しなければならないし、疑いなく達成する」と述べた。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって9か月。 戦地は厳しい冬を迎えつつあります。 アメリカ軍の制服組トップ、ミリー統合参謀本部議長は11月16日の記者会見で、戦闘がこう着状態になれば、両国の対話のきっかけになる可能性があると指摘。 しかしー。 「プーチン大統領は妥協しない。彼の時間軸はわれわれよりもずっと長く、待つことをいとわない」 そう断言するのがアメリカの前の駐ロシア大使、ジョン・サリバン氏(John Sullivan)です。 いったい、どういうことなのか。 (聞き手:ワシントン支局 渡辺公介) 前駐ロシア大使 ジョン・サリバン氏とは アメリカ外交のナンバー2の国務副長官などを歴任。ウクライナへの軍事侵攻が始まる3年前の2019年12月から2022年9月まで、駐ロシア大使を務めました。 モスクワからプーチン氏の動向を見続け、「ロシアは軍事侵攻する」と警鐘を鳴らしていました。アメ
ウクライナの反転攻勢を受けるロシア。ここにきて、一方的に併合に踏み切った南部の要衝であるヘルソン州からの撤退が伝えられるなど、苦境に立たされています。 「プーチン政権の終わりの始まりだ」 今回の軍事作戦をこう指摘するのが、かつてソビエトの崩壊を予見したことで知られるロシア研究の大家、エレーヌ・カレールダンコース氏です。その指摘の根拠とは? (聞き手:ヨーロッパ総局 田村銀河) ※インタビューは10月5日に行いました。 フランスの歴史学者 エレーヌ・カレールダンコース氏とは 1929年、フランス・パリ生まれの歴史学者です。ソルボンヌ大学などで教べんをとり、ヨーロッパにおけるソビエト・ロシア研究の第一人者として知られています。 歴史学者 エレーヌ・カレールダンコース氏 1978年に出版した「崩壊した帝国」では“民族問題で連邦は崩壊する”と指摘し、世界的なベストセラーになりました。2000年には
ロシアのプーチン大統領は、報復だとするウクライナ各地への大規模なミサイル攻撃について、当面は行わないという考えを示す一方で、ウクライナへの軍事支援を続けるNATO=北大西洋条約機構に対して「分別のない行動に踏み切らないことを願っている」と主張し、強くけん制しました。 ロシアのプーチン大統領は14日、訪問先のカザフスタンで、旧ソビエト諸国でつくるCIS=独立国家共同体の首脳会議などに出席したあと、ロシアメディアなどに対して記者会見を行いました。 この中でプーチン大統領は、一方的に併合したウクライナ南部のクリミアにつながる橋で起きた爆発への報復だとして、ロシア軍が行った大規模なミサイル攻撃について、「少なくとも現時点ではさらなる大規模な攻撃は必要ない」と述べ、当面は行わないという考えを示しました。 ウクライナへ軍事支援のNATOを強くけん制 一方、ウクライナへの軍事支援を続けているNATOにつ
Published 2022/10/05 06:40 (JST) Updated 2022/10/05 09:14 (JST) 【ロンドン共同】英紙タイムズは4日までに、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの国境近辺で核実験を計画し、核兵器を使う意志を示そうとしているとの見方があり、北大西洋条約機構(NATO)が加盟国に警告したと報じた。ロシア国防省で核兵器の管理を担う秘密部門に関連があるとみられる列車がウクライナ方面に向けて動き出したとも報じた。 核弾頭を搭載可能な新型原子力魚雷「ポセイドン」を積んだロシアの原子力潜水艦「ベルゴロド」が北極海に向かい、ポセイドンの発射実験に向けた準備が進んでいるとの報道もある。 プーチン氏は領土防衛のため、核兵器使用の可能性を示唆している。
ウクライナでの後退、ロシア国内でも議論に 批判の矛先は国防省 極右勢力による内ゲバが起こりかけている。 上記ニュースでは今回のウクライナ侵攻でのイジュームをウクライナに奪還されたことによるロシアの大幅侵攻後退について、ロシア国内で何人か政治家が表立って批判する人達が出恥mテイル。 これはロシアの政治家が自国のことを思う愛国心からこうした発言が出ている・・・・なんてことはないのである。 ロシアにとっては攻めている戦争であるわけなので、別に自国内部に対して戦争による直接的なダメージというのはない。 なので、ロシア国内では別にウクライナのように何か生死にかかわるような必死さはない。 そういった状態であのような腐敗国家で起こることは、政治家間での出世争いである。 今回のウクライナ戦争でミスした政治家をどうにかして引きずりおろして、自分がプーチンの側近になろうとみんな画策しているのである。 これは腐
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....変化が激しい防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発、情報収集手段としてのISR、電子戦等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。また、航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。 ウクライナ戦で初めて、ウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ占領地を失う深刻な事態に直面している。初期段階でのキーウとチェルニゴフ方面からの後退は、南部と東部でのロシア軍優勢と釣り合うものであった。対照的に、9月10日にハリコフ地方でロシア兵がほぼ全滅し、東部と南部の約2,000平方マイルの領土をウクライナ軍が迅速に奪還したのは、ウクライナの優勢を明らかに示し、ロシア軍は今後もこうした攻勢に屈する可能性があることを示した
ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相が会談し、モディ首相はウクライナ情勢をめぐり「今は戦争の時代ではないと思う」と、率直に懸念を伝えました。 これに対してプーチン大統領は、「一刻も早く終結させるため全力を尽くす」と述べたものの、停戦交渉を拒否しているのはウクライナ側だと主張し、侵攻を継続する構えを崩していません。 プーチン大統領とモディ首相は、中央アジアのウズベキスタンで16日、首脳会談を行いました。 対面での会談は、ロシアがウクライナに軍事侵攻して以降、これが初めてです。 会談の冒頭、モディ首相は「今は戦争の時代ではないと思う。民主主義、外交、対話こそ、われわれが平和の道をどのように進むのかを世界に示す手段だ」と、率直に懸念を伝えました。 インドはロシアの伝統的な友好国で、これまでウクライナへの軍事侵攻を直接的には非難してこなかったことから、今回、モディ首相がプーチン大統領に直接、
露独立系メディアのThe Insiderは12日、モスクワとサンクトペテルブルクの議員19人が共同声明を発表して「国家と国民の未来にとって有害なプーチン大統領の辞任を要求した」と報じている。 参考:Мундепы 17 округов Москвы и Петербурга потребовали от Путина уйти в отставку もうひと押しの勇気があれば国民の不満が堰を切ったように表面化するだろうサンクトペテルブルクの議員は「プーチンが始めた特別軍事作戦は逆効果で、派遣されたロシア軍部隊が失われ続けているため国家と国民の安全が脅かされている」と主張、プーチン大統領を国家反逆罪で告発する提案を議会に提出して注目を集めたが、直ぐに警察は「支配層の信用をおとしめた」と理由で議員を含む関係者4人を拘束。 Мундепы требуют отставки Путина Муни
モスクワ南西部のロモノソフスキー地区の議会は「大統領の考えや統治手法は絶望的に時代遅れで発展や可能性を妨げている」と主張してプーチン大統領の辞任を要求した。 参考:Протокольное решение № 1: “Об обращении Совета депутатов муниципального округа Ломоносовский к В.В. Путину о сложении полномочий Президента Российской Федерации” プーチン大統領や側近が使用するレトリックは不寛容で攻撃的過ぎるため、ロシアを冷戦時代に逆戻りさせているサンクトペテルブルクの議員はプーチン大統領を国家反逆罪で告発することを市議会に提案、出席した議員の大半がこれを支持したためレニングラード州議会に同議題を送付されると報じられていたが、モスクワ南西部のロモノソフス
◆◆◆ 一進一退の戦場 ――まず、ウクライナの直近の戦況について、小泉さんの見解は?(※インタビューは7月15日) 小泉悠さん(以下、小泉) 一進一退と思います。どちらも大勝ちできる状況にない。ロシア軍は火力が非常に強力で、要するに大砲やロケット砲の数というか、分厚さが半端ない。今は東部のドンバスを中心に真っ平らな地形で戦っているから、遠距離からロシア軍に一方的にやられてウクライナ軍は勝てていない。 ところが、ウクライナ軍はもともと軍隊が約20万人でその他の治安部隊は10万人、計30万人くらいの軍事力だったのが、今は動員で100万人に膨らんでいる。数の上ではものすごく大きな軍隊を持っているので、簡単には負けない。 ただ、ロシア軍に勝てないし、遠距離で戦うと圧倒的にロシア軍の方が強い。一方、ロシア軍は大砲で叩けるけど、占領する兵隊がいない。陸軍種の最大の機能は土地を占領することですが、ロシア
ロシア・モスクワの軍病院を訪問し、負傷兵を見舞うウラジーミル・プーチン大統領(2022年5月25日撮影)。(c)Mikhail METZEL / SPUTNIK / AFP 【6月22日 AFP】鹿の角から抽出した血液を浴びる「長寿法」を行ったり、外遊の際は外国政府に健康状態を悟られないよう排せつ物を側近が回収したりしている──。10月で70歳になるロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の健康状態をめぐり、怪しげなものからセンセーショナルなものまで、検証不能なさまざまな臆測が流れている。 プーチン氏の健康状態は、特にウクライナ侵攻後、欧州の将来を左右する要因となっている。だが、プーチン氏は20年にわたって権力の座にあったが、マッチョなイメージを演出するためにクレムリン(Kremlin、大統領府)が公開した、例の有名な上半身裸の写真以外に、健康に関する情報はほと
プーチン 〔内政的考察〕 ここもと、どれだけロシア・プーチン政権が現状に対して耐えられる力があるのか、存続可能性はどうなのかというのを探るためにいろいろロシア・プーチン関連書籍を漁っている。 その中で良い書籍がいくつかあったので、今回は上記の「プーチン 内政的考察」を読んだまとめを共有したい。 やや書きなぐり的な形のメモであるが参考になる部分があれば良いと思う。 ~~~~~ プーチン自体はそもそもこれまで政治的トップを目指してのし上がった人物ではなく、運よく政治的出世機会にめぐり合わせて横滑り的に出世をはたして、気づいたら大統領になってしまったという人物である。 そのため、プーチンは基本的には自分が如何に現在の地位に居続けるかを念頭に置いた行動が主流となっており、革命的行動を見せるような人物には真っ先に殺害を含めた対応を行う「反革命主義」者である。 プーチンという人物は「力が全て」というマ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く