欧州の新車販売はハイブリッド車に回帰している。欧州自動車工業会(ACEA)は新車のEV販売台数の大幅な減少を受け、EUに対して2025年のCO2排出量目標を緩和するよう求めた。 今年のEV販売は低迷、唯一ハイブリッドが好調 欧州自動車工業会(ACEA)の最新データによると、欧州市場における新車のEV販売シェアは8月に大幅に減少した。 欧州全体(欧州自由貿易連合および英国を含む)では、8月に75万5717台の新車が登録されたが、これは2023年8月と比較して16.5%の減少である。 欧州ではEV、PHEV、ガソリン、ディーゼルの市場シェアが軒並み減少している。 パワートレイン別に見ると、このうちEVは16.7%で、前年同月の21.7%から5ポイント減少した。 一方、プラグインハイブリッド車(PHEV)のシェアは7.5%から7.0%に減少、ディーゼル車も11.5%から10.1%に減少した。 ガ