中国の富裕層の多くは、家族の資産を移す理想的な場所はシンガポールかもしれないと考えている。大学院生のザイン・ジャンさんもその1人だ。写真はシンガポールで2020年12月撮影(2023年 ロイター/Edgar Su) [シンガポール 31日 ロイター] - 中国の富裕層の多くは、家族の資産を移す理想的な場所はシンガポールかもしれないと考えている。大学院生のザイン・ジャンさんもその1人だ。 アジアの金融ハブであるシンガポールの大学で学んでいれば永住権の取得につながるのではないか、とジャンさんは期待している。26歳の彼は勉学に忙しいが、彼の妻は500万─700万シンガポールドル(約4億9600万─6億9400万円)もするペントハウスを物色している。 「シンガポールは素晴らしい。安定しているし、投資機会もたくさんある」。昨年この地で開かれたビジネスと慈善活動に関するフォーラムに参加したジャンさんは
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