思ったより軽く、鼻の頭でピッタリ固定される感覚だった。 続いて、ヘッドマウントの透過レンズ越しにスクリーンに映し出されたサッカーの映像を見る。 サッカーの映像が再生開始されてすぐ、ゴールシーンを迎える。すると透過レンズ上に、ゴールした選手のデータを示すテロップが現れた。さらに、しばらくすると、CGで加工されたゴールシーンの再現3D画像(リプレイホログラム)がスクリーンの手前の空間に浮き上がった。 今回は3D画像を手作りしたということだったが、スタジアムにトラッキング用のカメラを設置し選手の動きのデータが取得できるようになれば、この3D画像も自動で生成できるようになるだろう。サッカーに限らず、野球でもバレーボールでもテニスでも、選手やボールの動きが一層視覚化され、スポーツ中継の視聴体験はまた一つ上のステップに駆け上がるはずだ。 視聴連動ホログラムと呼ばれるこの技術では、テロップを手でつまんで
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