先日、Kinect for Windows SDK Ver1.6が公開されましたが、Ver1.6からRawBayerデータという物が取得できるようになりました。 そもそもRawBayerデータというのはRaw(生データ、何も加工されていないデータ)のBayerデータをさします。 Bayerデータというのは、カラーカメラの仕組みを知らないと分かりづらいのですが、一般的なカラーのCCDやCMOSのセンサでは、撮像素子1つ1つにR,G,Bのどれか1つだけの光を通す光学フィルタが、下図のようなR,G,Bのパターンで配置されています。 この配置パターンをBayer配列と言い、このBayer配列のフィルタを通して撮影された画像は、市松模様の入ったモノクロの画像データとなります。 KinectでRawBayerデータに設定し取得した画像はこんな感じ↓ 部分拡大すると↓ このデータを元にカラー画像へ変換す