東京芸術劇場と立教大学による連携講座「池袋学」。春季を締めくくる今回は、詩人であり、かつて西武百貨店でセゾン文化発展の一翼を担った八木忠栄さんに、「池袋のセゾン文化」について講演いただきました。 「セゾン文化」といっても、ある特定の世代以下の方には聞き慣れない言葉かもしれません。かつてセゾングループの代表を務めていた堤清二氏は、1973年の西武劇場(85年~PARCO劇場)を渋谷に開館したことを皮切りに、独自の文化活動を展開しました。1975年には池袋の西武百貨店内に西武美術館(後のセゾン美術館)、1979年には同じく西武百貨店内に多目的ホールスタジオ200(池袋)、1983年には大型レコードショップ六本木WAVEと映画館シネ・ヴィヴァン六本木をオープンするなど、美術、演劇、音楽など分野を横断したメセナ活動を推進してきました。 しかし、単にハコモノを開設しただけではその独自性を説明すること
ミュージアム色々見てきた感想を以下に列挙。だいぶ昔に行ったところは記憶が歪んでるかもしれないけど。 東博以外なら、なんとなくキャプションだけ読んでおしまいにするならどれも半日あればなんとかなる。が、それだとミュージアムにわざわざ来てる意味は一体何だ、ということにもなる。 東京国立博物館(台東区)圧倒的優勝。本館だけで他と十分張り合える量なのに、東洋館・法隆寺宝物館・平成館まである。国立科学博物館(台東区)とにかく生物・鉱物の標本がたくさんあるので、一つ一つ観察してたらどれだけ時間があっても足りない。国立西洋美術館(台東区)美術館ならやはりここ。この3つが上野公園にあるので、まともに廻ると上野公園だけで3連休つぶせる。(他にも常設展はないが東京都美術館・上野の森美術館もある)国立民族学博物館(吹田市)首都圏以外なら最大。これも収集品の民族による微妙な違いとか見てたら全然終わらない。国立歴史民
国立科学博物館(東京) 国立民族学博物館(大阪) 大塚国際美術館(徳島) 国内でこのレベルの展示量がある博物館・美術館は他に何がありますか
『100歳になったチンチン電車』 ~モ510のはなし~(幻冬舎) 絵本の挿絵を制作しました。 大正15年から岐阜で活躍し、様々な時代や季節を駆け抜けた路面電車 モ510のお話です。 同じタグの作品を探す 4C/あかるい/えほん/おしゃれ/おだやか/かわいい/こども/こども向け/ご当地/さしえ/さし絵/たてもの/たのしい/なつかしい/のりもの/のりものえほん/のりもの図鑑/のりもの絵本/のんびり/ほのぼの/まつり/やさしい/ゆき/カタログ/カット/カラフル/カラー/カレンダー/キャラクター/シンプル/ノスタルジック/ノスタルジー/ファッション/ポスター/ポップ/リアル/レトロ/ローカル/ローカル列車/ローカル線/ローカル鉄道/乗り物/乗り物えほん/乗り物図鑑/乗り物絵本/人物/保育/保育園/保育所/健康/健康的/優しい/元気/元気な/児童/児童書/冬/列車/動物/参考書/名物/四季/図録/図
"The Backrooms" と呼ばれる際(きわ)の空間なる未知の暗闇を探検・発見・記録し、あなたを恐怖と孤独へ導く。 あなたが注意を怠って、おかしな所で現実から外れ落ちると、古くて湿ったカーペットの匂いと、単調な黄色の狂気と、最大限にハム音を発する蛍光灯による永遠に続く背景雑音と、約十五兆 m2 を超えて広がるランダムに区分けされた空っぽな部屋部屋(へやべや)に閉じ込められるだけの、 ”The Backrooms” へ行き着くことになるのです。 もし、近くで何かがうろうろしているのが聞こえたら、それはきっとあなたが出す音に気付いていることでしょう。あなたに神の救いがあらんことを。 The Backrooms へようこそ、旅人たち! どうやら、あなたは現実の枠から外れ落ちて、奇妙な世界に踏み入れてしまったようです。物理法則が通用しない異世界の The Backrooms へようこそ。 あ
コンピュータグラフィックスによる The Backrooms の典型的な描写 The Backrooms (バックルーム[1]) とは、匿名の人物が2019年の 4chan スレッドに投稿したクリーピーパスタに由来するインターネット都市伝説である。 The Backrooms は、群衆で混雑するのが普段である空間を不自然に閑散したものとして描写するインターネット美学であるリミナルスペースの最も有名な例である。 The Backrooms の起源は、「現実でノークリッピングモードになる」ことで迷い込んでしまう空っぽなオフィスルームの迷路というアイデアである。 インターネットユーザーは、 The Backrooms の人気が徐々に高まるにつれて、 The Backrooms に新しいフロアを追加したり、 The Backrooms に生息する怪物を作成したりすることで、元のアイデアを拡張してい
私は小さい頃からぬいぐるみが好きで、その熱が冷めることなく大人になり、大学では人形劇サークルに入った。卒業後は人形劇の仕事がしたいと思い、そのまま人形劇団に入団。「どんな仕事してるの?」と聞かれることが多いので、人形劇団の舞台裏や、日常を皆さんに紹介したい。 人形劇の種類 教育番組でよく見かける人形劇。子どもが観るイメージの人が多いかもしれないが、舞台ではかなりアンダーグラウンドなR指定の作品もあったりする。人形を全てマスキングテープで演じる劇もあったりして、かなり自由度の高い世界だと思う。 ひとくくりに「人形」と言っても、いろんな種類がある。 あくまで一部。私が使っていたのは、主に棒づかい。片手使い、表情人形もちょくちょく使っていた 左が表情人形で、右が棒づかい。お芝居のつくりによって人形の種類を変える 棒づかいは両手で操作する。基本的に左手で人形を持つ人が多く、差金(手を動かす棒)を利
まえがきこんにちは。swmr(@sawamuradacun)と申します。こちらは、意欲的な一般個人による考察と議論のもと、日本国内でも急速に広がりつつあるNFTアートの危険性について手短に説明するページです。 NFTが経済活動や自然環境に与えるマクロな悪影響については、これまでにも散々指摘されていますが(「NFT 問題点」などでググってください)、こちらの記事では、主に「NFTアートという仕組みがアーティストにとってどれだけ危険であるか」という観点から、NFTアート市場のもつ構造的な欠陥と、そこから予想される将来的な影響(経済的または法的なリスク)について考察し、できる限りわかりやすい形で記述しています。これからNFTアート市場に参入したいと考えているアーティスト、または既に参入してしまったアーティストも必ず一読をおすすめします。 本文を読むにあたって特別な知識はほとんど必要ありませんが、
何かよく分からないものは「アート」 定義されない場所を減らしたい 隠された「排除」の意図に気づくと… 都市の駅のスペースにあるデコボコした突起のようなオブジェ、公園や路上では仕切りのあるベンチが当たり前になってきています。ホームレスが寝そべったり滞在したりしないよう〝排除〟する「排除アート」「排除ベンチ」とも言われます。建築史家の五十嵐太郎さんは、「公共空間に誰かが滞在する可能性をつぶすもの。そんな風に他者を排除していった都市は、誰にもやさしくない都市なのではないか」と指摘します。 排除アートが広まり始めたのは… オープン1年を迎える複合商業施設のミヤシタパークには、座面がメッシュ状になっていたり、腰かける部分が棒状のポールになったような座りづらいベンチがあります。 好意的に「アートがいっぱい」とメディアで紹介されることもありましたが、五十嵐さんは「アートの名のもと、排除の意図がカモフラー
10月初旬、秋晴れの長崎市・平和公園は、さながら修学旅行生ラッシュの様相だった。平和祈念像前で写真撮影を終えた小学生たちに、女性ガイドが像の由来を説明していた。 台座と合わせ高さ約13メートル。青銅製の巨大な祈念像は南島原市出身の彫刻の大家、故北村西望が長崎市から制作の委託を受け、被爆10周年に当たる1955年8月に完成させた。以後、8月9日の平和祈念式典は毎年、祈念像前で開催。像は被爆地「祈りのナガサキ」の代表的なイメージとして世界的にも知られる。 ただ、11月に長崎を訪問するローマ法王フランシスコは、81年2月に来崎した当時の法王ヨハネ・パウロ2世に続き、祈念像には立ち寄らない。 偶像崇拝禁止? ヨハネ・パウロ2世の来崎時の長崎市長でカトリック信徒でもあった故本島等氏は、キリスト教が偶像崇拝を禁止していることなどを根拠に、法王が平和公園を訪問しなかった原因は祈念像にあるとの見方を示して
名画と食を同時に楽しめる場所。 それが、サイゼリヤ。 まるでウフィツィ美術館のように、 ルネサンスの画家の名画の数々が店内に飾られています。 今回は、そんなサイゼリヤでの食事中に、さりげなく口にすると、 一目置かれるかもしれない (ウザがられるだけかもしれない) 名画の蘊蓄をご紹介いたします。 それでは、サイゼリヤで使える美術講座、スタートです。 ~サンドロ・ボッティチェッリ 《ヴィーナスの誕生》 を目にしたら~ 「やっぱり、サイゼリヤに来たら、ムール貝のガーリック焼き (399円) は外せないよね。 あっ、ムール貝で思い出したんだけど、 あの 《ヴィーナスの誕生》 のヴィーナスが乗ってるのは、ホタテ貝なんだって。 正確には、地中海に生息するジェームズホタテ貝らしいよ。 ガーリック焼きにしても美味しそうだよね。」 ~ラファエロ・サンティ 《サン・シストの聖母》 を目にしたら~ 「あの天使の
塩谷歩波(えんや・ほなみ) 設計事務所、高円寺の銭湯・小杉湯を経て、画家として活動。 建築図法”アイソメトリック”と透明水彩で銭湯を表現した「銭湯図解」シリーズをSNSで発表、それをまとめた書籍を中央公論新社より発刊。 レストラン、ギャラリー、茶室など、銭湯にとどまらず幅広い建物の図解を制作。 TBS「情熱大陸」、NHK「人生デザイン U-29」数多くのメディアに取り上げられている。 2022年には半生をモデルとしたドラマ「湯あがりスケッチ」が放送された。 著書は「銭湯図解」、「湯あがりみたいに、ホッとして」。 好きなお風呂の温度は43度。 日時 イベント名 2023/2/21(火)〜2/26(日) 個展「HOUSE」L’illustre Galerie LE MONDE 2022/1/11(火)〜1/16(日) 個展「図解がいっぱい展」L’illustre Galerie LE MOND
銭湯にある大きなペンキ絵を描く絵師は、全国でわずか3人。唯一の若手として伝統を将来につなげる役割を担うのは、大学で美術史を専攻してこの世界に魅せられた女性だ。 田中 みずき TANAKA Mizuki 1983年大阪生まれの東京育ち。明治学院大学で美術史を専攻。在学中の2004年に銭湯ペンキ絵師の中島盛夫さんに弟子入りして修行を始め、2013年に独立。同年、便利屋を営む駒村佳和さんと結婚。現場では、駒村さんに足場を組んでもらうなど2人で協力して仕事をする。現在は銭湯をはじめ、個人宅、店舗や介護施設など全国各地のさまざまな場所でペンキ絵を制作。銭湯の魅力を伝える活動にも力を入れている。ブログ「銭湯ペンキ絵師見習い日記」を逐次更新中。 集中力と体力が勝負 銭湯と聞いて、ノスタルジーを感じる中高年の日本人は多い。かつて毎日のように近所の銭湯に通うのが日常の一部だった記憶があるからだ。1960年代
上原美術館は2017年11月3日、上原近代美術館と上原仏教美術館が一つとなり、誕生しました。 多様な収蔵品の中核をなすのは、大正製薬株式会社名誉会長の上原昭二氏より寄付を受けた近代絵画コレクションです。印象派やマティス、ピカソ、安井曽太郎、須田国太郎、小林古径などを中心としたそれらの絵画は、個人コレクション独特の穏やかさや親しみやすさを感じさせます。 また、上原氏の両親である正吉・小枝夫妻の寄付による仏教美術も、コレクションの特徴のひとつです。平安・鎌倉時代の仏像から、奈良時代の古写経、近現代の仏像まで幅広い仏教美術を収蔵しております。 上原美術館は、これらのコレクションを中心に企画展を開催するほか、伊豆の古い仏教美術を紹介する活動を行なっております。また、専門家を招いての講演会や講習会、学校と連携した教育普及活動など、幅広い文化活動を通じて地域文化向上への貢献を目指します。 近代絵画と仏
【2017年12月23日最終更新】 かるび(@karub_imalive)です。 僕は伊豆半島への旅行が大好きで、最低でも年に2~3回は伊豆半島各地に日帰り・泊りがけで出かけます。特に、2月下旬の「河津桜まつり」の際は、必ず南伊豆に宿を取って、毎年河津桜を見に行くようにしています。 そして、毎回河津桜を見に行く度に立ち寄っていたのが、知る人ぞ知る南伊豆・下田の美術館「上原近代美術館」「上原仏教美術館」でした。 決して大規模な施設ではなく、こじんまりとした展示スペースなのですが、非常に手入れが行き届いた気持ちのいい展示空間や、意外に侮れない傑作ぞろいの西洋絵画に惹かれ、ついつい時間が30分でもあけば、行きたくなってしまう癒やしスポットなんです。 実はここ最近、何回か行く度にずーっと姉妹施設「上原仏教美術館」が工事で入れなくなっていたので、「あぁ、リニューアルするのかな」と思っていたら、201
伸び切ったカセットテープで聞くような音。 ザラザラとした感触のVHS的映像。 古いカクカクしたアニメやゲームのグラフィック。 80年代〜90年代の雰囲気を感じるそれらは、単にノスタルジックなわけじゃない。
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