エチオピアの首都アディスアベバで、中国の出資・建設で開通した隣国ジブチとの間を結ぶ総延長750キロの鉄道の駅のホームに立つ中国人駅員たち(2016年9月24日撮影)。(c)AFP/Zacharias ABUBEKER 【10月6日 AFP】中国が出資し中国企業2社が建設したアフリカ初の電気鉄道が5日、正式に開通し、内陸国エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)と紅海(Red Sea)に面した隣国ジブチの首都ジブチ(Djibout)とを結ぶ新たな輸送ルートが完成した。エチオピア、ジブチ両国の経済にとって大きな起爆剤となる。 総延長750キロの鉄道は、総工費34億ドル(約3500億円)の7割を中国輸出入銀行(China Exim Bank)が出資。鉄道運営の経験がないエチオピアで人材が育つまで、5年間の契約で、運転士や駅長、技師など運行に関わる全てを中国人が担う。 アディスアベ